コロナウイルスのパニックを見ていると、
「人間の50%は短期的利益で動く」
という遺伝子レベルの事実を突きつけられます。
いま7000円もらえるか、
一週間後に1万円もらえるか、という問いに
半分の人は「いま欲しい」と答えるそうです。
遺伝とは別に、衝動性も感じます。
自分の欲望に素直に反応する人ですね。
生存本能を敏感に感じるので、危機に素早く反応します。
不安は仕方のないことなので、
「不安脳の暴走を避ける」というのが良いのではないでしょうか。
脳に対して身体が追いついていないから、パニックになります。
つまり、危機から物理的に逃げたいのに、逃げられない状況だと、脳内で不安が爆発します。
でも逃げられないので矛盾が生じます。
それを自分自身では解決できないから、
危機から脱出できない状況を打開するため、
買いだめや情報収集で不安を解消しようとします。
動物とメカニズムは同じです。
危機が来ると、食料を貯め、まわりを警戒しているのです。
不安は「消そう」とすると、もっと大きくなります。
パニック障害は不安を抱えきれない病気で、
恐怖感のあまり失神したりします。
頭を使えば使うほど不安になります。
不安な時は、身体を動かすのが良いです。
筋トレ、ストレッチ、ヨガなどを、
雑念を入れずにポーズに集中して行うとスッキリするはずです。
雑念が入ると不安ループに戻るので要注意です!
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