新学期に入って、いじめに悩んでいる方がいると思います。
私自身もほぼ絶え間なくいじめられてきましたが、ほとんど自力で解決してきました。
今日は実体験から、いじめについて考えてみます。
子どもさんや学生さんにも読んでいただけるように、やさしい言葉にしました⭐︎
- ①いじめは攻撃ではなく「守り」&「甘え」
- ②ムカムカイライラするからいじめている
- ③いいひとを狙いうちする
- ④完全密室犯罪をさせない
- ⑤いじめする人は、丸ごと愛されたい
- ⑥いじめをする人には能力が無い
- ⑦まずは弱みをみんなに見せていこう
①いじめは攻撃ではなく「守り」&「甘え」
ターゲットになると「やられる」ことにずっと身構えて疲れますよね。
でも、いじめる人の心の中は、実は「やられるのが怖いから先にやっちゃえ」という、
「マウンティング」や、その人にとっての「正当防衛」であることが多いです。
だから、あなたには悪いところが一つも無くてもいじめられてしまいます。
いじめっ子は本当はだれより甘えん坊で子どもです。
悪いことをして、あなたの気を引いて、その上、ゆるしてほしいのです。
赤ちゃんが「ア〜〜」と泣いて、ママにかまってもらうのと同じです。
悪いことをしてもママが許してくれる、というレベルに愛されてみたい! と思っています。
それを他人のあなたに、優しく強いママ役を求めています。
②ムカムカイライラするからいじめている
その人は家で親などからいじめられていて、本当は自分のことがキライです。
学校でもいじめられたら生きていけないため、
強くて優しい素敵な友だちを見ると、「友だち下げ↓」「自分上げ↑」せずにはいられないのです。
いじめる理由は「ただムカムカイライラするから」というものであって、
ターゲットになるのは理由がありません。
いじめる相手は誰でも良いし、いじめる相手のことなんてどうでも良いのです。
だから、被害者は悪くないですし、自分を責める必要はありません。
③いいひとを狙いうちする
ただ、いじめっ子はものすごくカンがいいです。
だから、いいひとを見抜く能力がとても高く、ターゲットはすぐ決まります。
ターゲットになるのは、優しくて、何か長所を持っていて、ガマン強い人です。
逆に、優しくなくて、長所が全然ない普通の子で、ガマンできない人はいじめが長く続きません。
美人やイケメンでも、優しくてガマン強いと、いじめられます。
顔が良いといじめられない、コミュ力高いといじめられない、というのはウソです。
④完全密室犯罪をさせない
いじめる人は
「大人には良い子だと評価されたいけど、
いじめてスッキリしないでは、つらくてつらくてガマンできない」という
二つの願いを持っています。
赤ちゃんは指をおしゃぶりしますね。いじめは、あれと同じです。
だから、LINEグループとか、体育館裏とか、密室にターゲットを呼び出して、
親や先生にバレないように注意しながら、
リラックスして安心していじめを楽しみます。
だからまずは密室に呼び出されても行かない、近づかない、
または友達や親を連れて行くか、親が見ているアピールをするようにしてください。
⑤いじめする人は、丸ごと愛されたい
いじめっ子の願いは、ターゲットに甘えて優しくガマンしてもらうことです。
だから一番やってはいけないのは、「キモい」「死ね」と言われた時に
ニコニコしながら気にしないように見せてガマンすること。
これをされると、いじめっ子はとっても幸せな気分になってしまいます。
いじめっ子が求めているのは、「悪い子な自分も丸ごと愛してくれる人」だから。
いじめっ子のママは、いじめっ子を100%愛してあげられません。
するといじめっ子は、ママ代わりをターゲットに求めます。
ニコニコ優しくてガマン強くて自分を受け入れてくれる人と思われてはいけません。
⑥いじめをする人には能力が無い
もう一つ。いじめっ子には「性格の良さ」や「才能」や「頭の良さ」というものがありません。
だけどいじめっ子のママとパパは、いじめっ子にとても期待しています。
いじめっ子はパパママの期待と、自分のリアルのギャップに苦しんでいます。
そこで、「いじめで才能ある人に勝った」という達成感を感じることによって、
自分はすごい子なんだぞ! と思いこむというふしぎな考え方をします。
才能あるあなたに勝つことで、いじめっ子は「すごい子になれた」気分になれる。
そうするといじめっ子はママやパパの前でも安心することができるのです。
⑦まずは弱みをみんなに見せていこう
あなたへのいじめに、いじめっ子以外の人が乗っかっているのは、
あなたが強すぎて、何を考えているかカンペキにかくしているからです。
だから、いくら悪口を言っても、あなたなら耐えてくれるとバレています。
いじめ対策で一番大事なのは、あなたの怒りが相手にきちんと伝わり、やり返される可能性があると伝わることです。
いじめっ子が安心できず、いじめにくいのはこういう人です。
・気分屋で行動が読めない、キレやすい
・からだが大きい、強い、運動神経が良すぎる
・いじめたら何をするか分からないブキミな人
・みんなのアイドル、憧れのマト
・同じいじめっ子体質の人
つまり被害者は、「気分屋」「予測できないブキミさ」を身につけるべきです。
そういう人に生まれ変わるのは無理なので、これを知っておいて、
演技力で乗り切りましょう。
自分の普段の表情や、演技後の表情は、
おうちでスマホのカメラとかに撮って練習するといいですよ!
次の記事に続きます٩( ᐛ )و







コメント
初めまして!「いじめることで自分をまもる」というのは発想の転換でした!!素晴らしいですね♬
はじめまして✨ 大人になってから冷静に考えると、防衛だったのかなと思うようになりました。そういう人ばかりでは無いかもしれませんが! お読みいただき、ありがとうございます!
確かにねえ。いじめっ子って、勉強が出来るわけでもない、スポーツができるわけでもない、一芸もない、人格者ではもちろんない、って感じの人ばかりだったなと思い出しました。今、アメリカに住んでいますが、Native speakerのように英語は出来ません。それをバカにしてくる人っているのですが、Native speakerだという以外、獲りてて何の取り柄もない人ばかりです。