スポンサーリンク
モラハラ、自己愛性人格障害心理的虐待、ネグレクト、マルトリートメント愛着障害(D型 無秩序型、不安+回避)毒親身体的病気とトラウマ

【前半】愛着障害者はなぜ殴る/虐待するのか?

モラハラ、自己愛性人格障害
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

愛着障害で子供が不幸になるのは分かったけど、

なんで他人を殴ったりモラハラするようになるの? ということを分析します。

当事者目線なのでディープ過ぎてお嫌だったらすみません(^-^;

前回から続いています。

https://realptg.com/2020/04/29/attachment-disorders-typed/

トラウマ化した愛着障害が「唯我独尊」化させる

頼れる大人がいない状況で育つと、どうしようもなく

「唯我独尊」状態になるしかありません。

ただ、そこで自分を責めるタイプと、他人を責めるタイプに大きく分かれていきます。

それは身体の強さ(自分の身体への信頼の大きさ)によります。

また、男性は男性ホルモンの働きにより、

「攻撃したい」という逆らえない強い本能があります。

この二つの理由から、DVやモラハラの加害者には男性が多いのです。

なので女性の愛着障害者は自傷行為に逃げがちで、

男性の愛着障害者はDVやモラハラに逃げがちです。

ご自身のケアは十分ですか? 合戦の前には腹ごしらえが必要じゃ!

でも対処法は「身体トラウマケア」で同一です。

それについては詳しくこれから書きますが、今DVやモラハラに困っている方は、

どうかご自身の不安を取り除くことを最優先にしてください。

ご自身の身体に自信がつくと、DVモラハラ夫/妻からの洗脳が解けます。

洗脳が解けたあとは、きっとそれぞれの方が最適な道を選ばれるはずです。

まずは「加害者以外の普通の素敵な人」との繋がりを強化してください!

方法は以下の記事にて紹介しています。

https://realptg.com/2020/03/27/resetyourlife/

 

DVやモラハラ被害は、前記事の通り子供に超超超深刻なダメージを与えます。

まずは子供を癒してください。1日に何回も。科学的な癒しかたは以下記事で。

被害にあわれて辛いのは分かりますが、

お子さんは「一生肉体と精神と脳と神経が改変されるレベルで」辛いことを、どうぞご理解ください。

https://realptg.com/2020/04/04/way-of-selftreatment/

なぜ愛着障害の「被害者」は、残酷な「加害者」へ成長するのか?

以下、小さな子どもにとって手軽で楽で安心安全な順番に書きます。

・他人を責めて成功体験を積むと、人生をナメて「ちょろいもんだ」と思います。

  反社会性パーソナリティー障害へまっしぐらです。

  自己愛性、境界性、サイコパス、演技性人格障害などが相当します。

  人生はチョロいし自分以外みんなバカなので反省も改善もする意志がありません。

  まず、他人の意見を聞かないことや、優しくない自分こそ誇りに思っています。

  「瞬間冷凍」したはずの遠い過去のトラウマをほじくられると激昂します。

・他人を責めても全然成果がないと、諦めの境地に入って、自責や自罰に向かいます。

  うつ病、不安障害全般、回避性や強迫性パーソナリティー障害が有名です。

  自分を責めるあまり他人にも厳しくしてしますが、悪気がなく理屈が通じます。

  仮に暴力暴言をしても、「いやなこと」に一貫性があることが多いです。

・それでもなおどうやっても世界が不条理すぎて自力では理解しきれない場合、

  解離という最終手段に移ります。双極性障害2型の人は解離を疑うべきです。

  解離の人は人格もたくさんいるレベルなので、悪い人ではないのですが、

  もはや本音やトラウマを自覚すること自体が解離の特性上不可能です。

  とにかく身体セラピーと瞑想、ヨガを根気よく続けてください。

解離の人は、体調次第ですべての人格障害を経験する場合があります。

やっぱり目先の快楽重視の愛着障害者たち

なぜこういう順番になるかというと、他罰はドーパミンがでます。

オキシトシンやセロトニンによる幸福感が乏しい愛着障害の子供は、

子供ながらに手軽にパチスロや競馬や酒に浸っているーーこれがいじめです。

ホルモン的に解説した記事は以下なので、こちらご参照ください。

大人になって守るべき家族ができても、いじめの快楽が忘れられず、

DVやモラハラによって「凍り付き」から目をそらし逃げ続けます。

https://realptg.com/2020/04/27/dopamine/

 

暴力も報酬回路になってしまう

普段はモノのように愛されるか、ほぼ無視され、

父親は病気のためピリピリ不安でいっぱいで子どもどころではなく、

親には気分次第で無視され、食事も与えられたり与えられなかったりして、

泣くとうるさいと監禁されるような生活だと、

叩かれるのはまだマシ 

というヤバすぎる成功体験が積まれてしまいます。

私は今も母の虐待を憎んでいません。

三時間正座で怒鳴り泣き喚かれるのは、まだ母親が私を見てくれているからマシです。

まして母親が「忙しい間をぬって」「私のために叩いてくれている」というのは、

子どもにとって数少ないスキンシップの成功体験になってしまいます。

うーん……書いていて自分の異常さを身に染みる……。

分かってもらえないかも知れませんが、

ヒトが誰かに触れるというのは、本来は信頼や愛情の示し方なんです。

3歳の子供は、たとえ痛くても、矛盾していても、暴力も愛だと信じ込みます。

歪んでいるのは百も承知です。でもそうなんです。

心と心の繋がりを2歳までに教わらなかったため、

暴力という身体と身体の強い繋がり=正当な愛情表現の一つ

だと、脳ではなくて身体がそう覚えているのです。

調教と矯正すら、愛だと思わないと精神が分裂しそうだった

ついでに言うと、モラハラするのもそう。

無視or調教or体罰or気まぐれでモノをみるような自己愛

という四択で生きてきていますので、

他人を矯正して調教することも愛情表現だと脳が認識しないでは気が狂うレベルでした。

赤ちゃんというのは親から世の中の秩序と、安心安全の感覚を学びます。

その愛着基地を立脚点として、自分の世界観を広げていけると言われています。

八つ当たりや矯正、しつけは「コミュニケーションの常識」と認識する

ただでさえ親は常に怒りや不安しかなく、与えられるのが調教か、

または人形やおもちゃに向けるような「かーわーいーいー」という自己愛投影だと、

赤ちゃんは間違った愛着基地を作ってしまいます。

だから今も、調教と矯正は一般的な愛情表現だと思いたい自分がいます。

自分が間違った教育をされたって、意味のないことに耐えていたって、

認めるのは相当な精神力が必要なんです(T ^ T)

そしてこれは丁寧に毒親の日記や記憶と付きあわあせていかないと解きほぐせません。

赤ちゃんにとっては善悪はなく「目の前の親が常識」ですから。

親がやってたんだから俺もやりたいよ! 権利がある!

自制心が弱まると、親しい人を矯正したくなってしまう、

女性より自制心もストレス耐性も弱く出来ている世の中の男性が、

モラハラに逃げる気持ちはすごく分かるんです。楽すぎるから。努力ゼロだから。

学校で先生や先輩が体罰してたんだから、

俺も妻に八つ当たりしたって良いだろ! その権利がある! と思いたいですよね。

あの時言うなりになって負け続けたことを認めたら辛いから。

そうやって育った私が自己愛に逃げた時期があったことは過去記事をご覧ください。

自己愛とは何か?
ナルシストや自己愛が強い人は、一般的に攻撃的でマウンティングに余念がない。でもそれは弱さを隠しているからかもしれません。
なぜ殴るのか? 殺すか殺されるかの方が「社会常識」になっているから

小学生くらいまで、私もいじめてくる男子には暴力をふるっていました。

素手では勝てないのでホウキ🧹の棒のところで

思いっきり頭を狙って何度も何度も叩きました。剣道みたいに。

やられるからやり返していただけですが、まあまあ常軌を逸していたと思います。

うちの小学校はいじめも暴力も何でもありの学校で、いわゆる学校崩壊状態でした。

家庭では親の機嫌次第で「許して」と泣き叫んでも30分ほど親の気の済むまで叩かれ続けるのは「常識」でしたし、

学校では刃物を持った発達障害男子に1年間追いかけ回されたこともあります。

先生、助けて欲しかったよね。

でも解離しすぎて周りほどは恐怖を感じませんでした。

そうやって「気分や弱さ隠しのために暴力を振るう」ことは法を超えた常識という世界に生きてきました。

それは一重に「生きるか死ぬか」という世界観がデフォルトの愛着障害児童が多かったから。

そういう世界に子供時代長いこといると、

「やられたらやり返す」が習慣化します。

「やられた」がちょっと気にさわった、というレベルであっても、虐待の口実には十分になります。

ここまで暴力への社会的、愛着的背景を概観してきました。

すごく長くなってしまってスマホだと読みづらいので、

後半は次の記事に分けさせていただきます。

後半では具体的に理由を挙げて虐待に走る理由を分析していきます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました