はじめて来てくださった方へ 双極性障害II型

メンタル病・精神病を治す基本「心技体」とはなにか

basic study はじめて来てくださった方へ
当ブログの理論的な基礎科目を集めました。理屈から入りたいからはまずこちらをご覧ください。一言で言うと、「体→技→心」です。

さて、本ブログがいつも

・病気の分析

・ゆるめる、あたためる、行動を変える

記事を行ったり来たりしている理由を、まだ書いておりませんでした。

 

日本の「武道」では、禅の影響を受けた武士の影響が強く、

運動(武道)によって技を磨くことで、心を鍛えるということを目標にしています。

武道をやっていた経験のある方はご存知と思います。

部活でなぜあれほど素振りばかりしたのか? の疑問も解けると思います!

欧米のスポーツは、

思いっきり身体を動かして、思いっきり勝つ、勝って喜びを噛み締める

ことを目的としている点で大きく違いますね。

そこから発展した西洋医学や心理学やメンタルという概念を一旦横に置いておきましょう。

 

心技体とは?

武道家の方のメンタルが安定していたり、

戦国武将や新選組がなぜ私たちの心を捉えて離さないかと言うと、

それは本当の意味で「心」を鍛えられているから。

それは技を磨いているからであり、

それは体を制しているからです。

 

だから人間的に魅力があると感じられるし、

すごい決断をしたように思えるのです。

ラグビー日本代表のオフの笑顔に癒された、あの経験も意味するところは同じです。

 

自己愛は心技体を無視したヒトの悲しい末路

結論を言います。

すべてのヒトは、「体」からしか「心」を変えられません。

行動を変えずに心だけを手っ取り早く楽して変えようとした人の末路こそ

「自己愛」です。

メンタルハック、表面的な心理学テクニック、表面的な自己啓発に踊らされた人が

一様にソワソワしていて地に足がついておらず「成功成功」とうわ言を言うのは、

つまり、自分はなんの努力もせず、イメージの理想に逃げたいと思っているから。

逃げる/裏技/楽したいは武道の逆ですね。

 

わたしは武道を社会人になるまで経験していませんでした。

ですから自己愛という罠にまんまとハマってしまったのですね。

 

体=行動の習慣

このブログで紹介している「体=行動」とは、ゆるめる、あたためるです。

なぜか。

おそらく本ブログに来てくださっている方は、

身体が不安と緊張で固まり、冷えているからです。

リアルの友人には「落ち着きな」と言っています。

 

行動が自分を大切にし、身体のSOSを感じられるようになれば、

自分の判断(技)が揺らがなくなってきます。

責任を持てる自分に戻れます。

いまは不安にさせてくる外部要因のせいで、

体が揺らぎ、技が揺らぎ、心が揺らいでいます。

 

なんどでも言います。メンタル、ライフハックから変えないでください。

それは良い習慣にできる人は、もうすでに悟っている超マイノリティーです。

行動を変えて習慣にし、ご自分なりの技を磨き、初めてメンタルが安定します。

体が安定すると境界線ができます。すると相手のことがどうでもよくなってきます。

 

他人が出来ること、自分で向き合うこと

私がお役に立てるとしたら、

「体」と「技」だけ。

「体」を鍛えるヨガや身体ワーク、そして分析や知識、当事者の声という「技」だけ。

「心」はすべての人がもともと膨大な遺伝情報によって異なります。

いくら愛着障害を克服しても、本質的に分かり合うことはできない。

「分かり合えなくても良い」という状態に心がたどり着くまでが、

ゴールだと思っています。

 

最初は弱さ、硬さ、冷たさに向き合うだけなので辛いかもしれません。

理想の自分イメージに帰りたいかもしれません。

でも、1日15分だけでいいから、体に帰り続けてください。

弱さや冷たさは、自分の一部になっていきます。「邪魔者」でなくなります。

これはやってみないと実感不可能です。まさに心技体! 体から始めよ!

これは顔も名前も知らない、名も無き当事者からの切実なお願いです。

パニック障害の治し方〜観察&ゆるめる
パニック発作が起きはじめたらして欲しい内観のテクニックです。ひとりで、道具もいらず、面倒な動作もありません。

 

体を変えるモチベーションこそ病識

私が病識病識と騒いでいるのはこういう理由です。

一日中趣味に没頭していて、家族が作ってくれたご飯を文句を言いながら食べる。

そんな「体」誰だって変えたくないのです。

ドーパミンがでまくっているのだから当然です。

「このままじゃオレがヤバい」と本気で思わないと変わるモチベーションがありません。

 

病識を持たせる方法はそれこそ無限にあります。

モラハラだったら無視しかえしてみる。

DVやいじめだったら逃げ出す、訴える、警察沙汰にして第三者にしからせる。

ひきこもりや不登校だったら、その身体症状や不安を他己分析してあげる。

 (ただし、良い加減な準備だと非常に深く傷つけるので、しっかり準備!)

うつっぽかったら、愛着、トラウマ、解離、あらゆる別の可能性を探る。

 

当ブログ内で記事検索で気になるワードを調べていただくか、

カテゴリで出てくると思います。

 

次のステップにはいつ移る?

あまり適当なことを言うと武道の専門家に怒られますので、控えますが、

体がしっかりしてくると、技と体は一致してきます。

つまり、身体のソワソワや不安が減ると、頭は冴え、自分の判断と決断に自信が出ます。

そこからはどんどん体と技が良くなっていくスパイラルに入れます。

 

体&技のセットに、1ヶ月ほどすると自信が持てるようになってきます。

それは優しさだったり、仕事の技術だったり、私の場合なら「眠ること」だったり。

安心して、自信を持って、これで良いんだという強さが生まれます。

それは相手や周りにも伝わります。

「こいつは信用できる」「こいつは安心できる」「こいつはブレない」と。

そういう、偉そうじゃないけど堂々としていて優しくてどっしりした人いませんか?

 

まったく同じことを言っていても、もうそうなった人は被害者ではありません。

対等の関係です。

説得力がまったく違います。

女性的な言葉で言うと「うちから輝くオーラ」ってやつです。

だから功を焦らず「体から始める」のです。

 

「心」こそ個性

これは私の解釈です。

沖田総司は技を極めた結果、敵を瞬殺する系の個性「三段突き」を会得しました。

きっとそうやって自分の「こころとからだ、にんげんのぜんぶ」を使って得た心は

個性として社会に認められるのだと思います。

それほど心技体を極めても早世した沖田さん……小児期トラウマの威力を感じます。

沖田総司から複雑性PTSDを考える
新選組一番隊隊長にして、凄腕剣士だった沖田総司が、早世した理由とは? もしかしたら日本で一番有名な「複雑性PTSD患者」かもしれないという考察

 

反証を上げます。

身体がナヨナヨの自己愛さんが「オレは強い」と言われて素敵な個性だと思えない。

超絶厚化粧のぶりっこさんが「私はモテる」と言われても結婚したいとは思えない。

落ち着きのない学生に「リーダーシップあるんです」と言われても面接で落とす。

こういうイメージです。

 

まとめ

自分の弱さ、弱点、それを十分わかって、克服して、イメージに逃げないで、

それでも極限の中で磨き続けた技は比べられるようなものではなく、盤石です。

それは「体がそもそも遺伝子レベルで超個性的」だからであって、

体から生まれる技だったら個性的でないはずがないのです。

その技を磨いて、体の声を聞き、時にゆるめ、時に鍛え、サイクルを回して行って、

ようやく個性=心が輝き、自信、自己肯定感が付きます。

他人から認められて評価されるのはその後。順番を間違えると大変なことになります。

社会的成功や経済的成功はさらにその後。

 

人生意気に感ず 功名誰かまた論ぜん

私の一番好きな漢詩の言葉を最後に挙げさせていただきます。

 

人生意気に感じては

巧名誰かまた論ぜん

(魏徴「述懐」より)

 

(超訳:人生というのは「これだ」と信じるもの/人に向かって進んだ結果であれば、

 成功者や資産という功名は後からついてくるかもしれないし、こないかもしれない。

 幸せを感じるかもしれないし、不幸だと思うかもしれない。

 宮沢賢治のように生前は極貧で評価もされず、死んだ後についてくるかもしれない。

 でもそれでいいんだ。自分の信じた道を進んだ自由の、自己責任は取ったのだから。

 ヒトの一生なんてその程度であり、功名が人生の目的ではないのだ。

 金や名誉や評価なんて後からついてくる、そういう自然の摂理なのだ。)

 

全文。解説はこちらのページからどうぞ!

大好きなフレーズはボールドにしてあります。ほんとに、人生を支えた漢詩。

現代用に超超超超訳します。

 

わたしは資本主義社会に生まれ、そこで名乗りを挙げた。

この世には安易な自己啓発や心理学が流行っているが、

わたしは己の「体と技」を信じることに決めた。

中国の過去の英雄は、前言をひるがえしたり嘘を言わぬ信頼できる人だったという。

たった一言の約束のために主君のため命を捨てた老賢者は、2000年後も有名人だ。

わたしは評価や貧乏や悪口を恐れないし、評価されなくても金持ちでなくてもいい。

わたしが本当に価値ある人生を送ったなら、

死後に誰かが評価するかもしれないし、評価しなくても構わない。

だってわたしはわたしの人生を決めたのだから。

 

中原初逐鹿  投筆事戎軒
縱橫計不就  慷慨志猶存
杖策謁天子  驅馬出關門
請纓繋南越  憑軾下東藩
鬱紆陟高岫  出沒望平原
古木鳴寒鳥  空山啼夜猿
既傷千里目  還驚九折魂
豈不憚艱險  深懷國士恩
季布無二諾   侯
嬴重一言
人生感意氣  功名誰復論

 

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