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「治らない病」克服日記

後編 病気だとしても、楽しく働くための基礎知識

「治らない病」克服日記
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障害も病気も体質も個性として捉えるという前提を踏まえて、

では具体的にどう働いていくか? を考えます。

病気だとしても、楽しく働き稼ぎ続けるための基礎知識
AIに労働が奪われる時代に、私たち持病持ちやサバイバーはどうやって働いていけばいいのか? そんな雇用形態で、どんなスキルを身に付けて行けば良いのか? 持病ありの人に特化した私的労働経済学&スキルのススメ。

病気があると、心配になるのが「お金どうする?」の問題。前々回が第一回です。

病気とたたかう人へ「大切なお金の話」
なぜ病気の人に労働+投資を勧めたいか。それは「r>g」の法則から、「サラリーマンの給料より、資産運用の方がお金が増えるスピードが速い」という定理によります。ただ、「働く」にはお金だけじゃなく、社会参加や自己実現の役割がありますから、私としては「働く」+「資産運用」を車の両輪にしていくのがベストかなと思います。
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では、どういう雇用形態で働くか?

まず、結構あるある(私も含めて)なのが、サバイバーや障害のある人が、学生時代までには周囲の誰も気づかず、社会人になって突然ピンチを迎えるパターンです。

アスペルガーやADHDや複雑性PTSDに多いですね。

治る病気であれば休職→病気の治療→復職で元どおりという選択肢がありますが、

治らない病気であれば、雇用形態から見直す、つまり雇用契約の転換や転職や独立を含めて検討する必要があります。

腎臓病や糖尿病など、長期の定期的な通院が必要なケース

具体的に言えば、身体の病気であれば慢性疾患である腎臓病や糖尿病などは、職種によっては障害者枠へ切り替えをしてもらった方が良いかもしれません。

父は健常者枠で20年以上勤め、有給を使って透析に行っていましたが、事情を知らない周囲の人は「夜の付き合いが悪い」「早退ばかりして」と散々言っていたようです。

それでも健常者枠にこだわるというのは、合理性の問題ではなく、個人の意志の問題になります。

その方が人生に張り合いが出て、それが楽しい、というなら、「がんばれ!」としか言いようがありません。

まあ、私は父のこだわりに付き合わされて、まあまあ酷い目にあった訳なので(^^; ご家族とよくよく相談して決めるのが良いと思います。

もちろん、家族構成やパートナーの収入などで、総合職にこだわる方がいるのは事実です。

だとしても、身体の健康とストレスから来る八つ当たりで家族に与えるダメージを考えたら、

本当に「高収入だけどストレス強すぎで病気は悪化し家族にはモラハラする」という生き方を望んでいるのか? は、

病気や体質的特性を持つ人の責任として考えるべきだと思います。

「こんな夜更けにバナナかよ」じゃないですが、障害があってかつ何でも欲しがるのは傲慢過ぎます。

出来ないことをフォローしてくれる人への感謝が出来る程度でストレスを抑え込まなければ、すべてを失いかねないから。

程度が強めのアスペルガーさんは

程度の高めの自閉スペクトラム症の人は、とても真面目で熱心ですが、

どうしても「言葉通りのコミュニケーション」をしてしまいます。

総合職として入社すると、いろんな部署やいろんな上司に当たるので、

自閉気質を活かしてくれない部署と上司に当たると激しく病んでしまいます。

なので、病名をちゃんと伝えて、会社側に配慮をさせる方が双方に良いと感じます。

自覚のないアスペルガーさんは、見ていて本当にキツそうです。本人が自覚を避けるんだから他人には手のうちようがないんですが……。

みんなが配慮してあげればすごい才能を発揮してそれを活かせるのに、

自覚を避ける結果としてモラハラ・パワハラ・ DV加害者に堕ちてしまう人、結構います。

「そこまでじゃない、けど辛い」方は

私はいまだに病名も定まらないので、どうするか絶賛悩み中です。

とりあえず今は、会社側に病名のうちいくつかを伝えて、リモートワークなどの配慮をお願いしています。

でも、ちゃんとカミングアウトしたことで、「飲みニケーションまで含めてマスト」でなくなったのは大きいです!

これまではお得意先とも飲んで、社内の人とも飲んで、友達とも飲んで、クタクタになっていたので、状況は超改善しています。

女である以上絶対に事務仕事からは逃げられませんが、それでもかなり配慮していただいています。

だから、病識をちゃんと持って、「こういう病気なので、これは出来ないけど、これは頑張ります!」と胸張って言える会社員の方がラクだと思うわけです。

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進化している「障害者雇用サービス」

「障害者枠で働く」については、最近はサービスが非常に充実しています。

父は失業した20年前、毎日ハローワークに通い続けても、

障害者採用は新卒しか需要が無いと嘆いていました。

あの頃とは全然状況が違います。

 

最近はネットの普及とIT化で、障害があっても出来る仕事が増えましたよね!(^^)!

私の友達のチャレンジド(マヒ)は新卒からずっと在宅でシステムの仕事をしています。

「出社して机並べる至上主義」はそのうち消えるでしょう。

 

個人的にはLITALICOさんに注目していますが、

以下、リンクからいろんなサービスを比較してみてください。結構いろいろあります。

病気が辛いなら、きちんと障害者枠で働いた方がストレスは減るはずです。

私は会社にも自分にも「健康ダァァア」と嘘をつき続けて疲れ果てました。

鶏口牛後。障害者枠の中のトップになれば良いのですから。







 

ちなみに、公務員は障害を持っていても安定して働ける職場ナンバーワンですね。

病気休暇も取りやすいですしね(特に市区町村)。 

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残業・バイト・パート・副業の時間を、スキルアップに使おう

総合職は若くないと転職ができませんが、スキルがあれば何歳になっても独立も転職もできます。

だから私は昔からスキルアップ(というか勉強)をしまくってきました。

どんな老舗でもどんな大企業でも、なにか起きたら潰れるかもしれません。

そのとき、持病があって、新卒でもなくて、体力もなくて、という人は、スキルしか食っていく道がないからです。

以下、このスキルは絶対アツいだろう、投資してもリターンがありそう、というものだけご紹介します。

あと10年は高待遇でやっていけそうな「AI技術者」

人工知能が人間を超えるシンギュラリティは2045年くらいと言われていますから、

それまではとにかく各国が技術を競い合う時代です。

人力がAIに次々替わっていくので、AI技術者は国策として必要です。

つまり、消えゆく銀行員はハンディのある人はワガママも言いづらいけれど、

引く手数多の希少人材なら、多少のハンディは許されるということ。

身体障害者1級で透析患者の父が、第一線で働き続けられた理由

理系だった父は先見の明に長けた人でした。

1990年までに勤務先の製薬会社内の実験(計算)にコンピュータを導入しようと提案し、

自宅にもPCを買い込んで研究し、

IT化人材として社内でポジション作りに余念がありませんでした。

2000年頃には「次はバイオ、特にゲノムだ」と言って転職して、

創薬×IT×最先端のゲノム研究というスキルを身に付けて、

最終的には死ぬ直前まで国内のバイオ研究の支援の仕事をしていました。

そうやって超ハンディがあっても、「次に来る技術」を正確に読めば働けます。

病気があってもできるITの仕事

そういう父を見て育ったので、手に職、特に先端技術を持つ強さは身に染みています。

今からなら圧倒的に人工知能、AIでしょう。

AI技術を学ぶのに投資するなら、リターンはかなり期待できます。

今後資格やスキルを学ぶなら圧倒的にIT系を推します。

今お持ちの個性、今お持ちのスキルに、最先端スキルが加わると最強です。

・こちらのスクールはAI専門

・こちらはプログラミング全般 SEもいま全然人手が足りない状態

・ウェブデザイナーもなくならない仕事で、かつフリーランスで働けます

・いまの市場価値が知りたかったら転職サイトをのぞくと情報が載っている

IT系以外のスキルーーHSPをガンガン活かしていこう

私は細かい作業が苦手、というか雑なADHD+HSPなので、

心理カウンセラーの資格(メンタルケア心理士)をとることにしました( ´ ▽ ` )

 

せっかく敏感に生まれたなら、それを徹底的に活かすのはアリです。

嗅覚が敏感ならアロマセラピストとか、

気配に敏感ならヨガインストラクターとか。

これは流石にロボットにはできません。

脳の構造は複雑なため、五感を再現するのは難しいらしいですから。

数字が得意な人や、営業職経験者なら、お金のカウンセラーも良い

お金というシステムも普遍なので、お金関係のお悩み解決系の仕事も消えないでしょう。

もちろんAIも台頭するでしょうが、ヒトはヒトに「相談」するのが好きです

だからしばらくはニーズが完全に消えることはないと思われます。

「日本を捨てる」という選択肢も大アリ

日本はサバイバーや障害のある人には生きづらい世界です。同調圧力が強すぎるから。

私も何度も出国を考えましたが、親の看取りをしたかったので留学もせず残りました。

親の看取りの心配がなければ、多分早々に日本を出ていたと思います。

AI翻訳でほぼ解決する時代で、もう英会話とか勉強不要と個人的に思っていますが、

実際に移り住んでビジネスをする、大学に行くとなると、さすがに話は変わってきます。

 

大学院受験もしたいけど、TOEICの点数が低すぎるので今から勉強しないと( ̄▽ ̄;)

海外に移住することを視野に入れている方は、TOEICやTOEFL一緒に頑張りましょう!

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まとめとリンク集

もし病気で本当に働けなくなった時のリスク対策はすごくすごく大事です。

とくに虐待サバイバーやアダルトチルドレンは、親が頼れない分、金銭的にもメンタル的にも辛いです。

調子が良い時に、お金とスキルの準備を周到に進める方が良いと思うのです。

コロナだろうが何があっても、お金を稼げる、私は生きていけるという自信はかならず役に立ちます。

ストレスに強いメンタルを作り、病気に負けない本物のポジティブ思考を作ってくれます。

私もいま必死にもがいているところです。

ご一緒に変革期の時代を前向きに乗り切っていくために、張り切っていきましょう(*^▽^*)

リンク集

・辞めたいけど、いろいろあって辞表をだす勇気のない方へ

・いますでにスキルがあって転職したい方向け

・フリーランスのお仕事のエージェントサイト

✨励みになるので押していただけたら嬉しいです(*´-`)

✨ 本ブログの参考文献&お役立ちグッズ紹介はコチラ✨

https://room.rakuten.co.jp/realptg/collections

✨ 私もカウンセラー登録してます!長引く病気・症状に。知識×実体験で寄り添います

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