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コロナ対策「呼吸を取り戻せ」!【実録・小児期トラウマ治療6】

「治らない病」克服日記
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また実録小児期トラウマに戻りますm(._.)m

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超解離で裏技人生を謳歌していた私が、身体を取り戻した理由

「身体さん、今日も頑張ってるね(*^▽^*)」という呑気さ

過剰警戒と強い解離というセットの成立理由が分かったところで、

いよいよ「身体」は呼吸と声を取り戻そうと動き出しました。

この当時はまだ、心と身体は完全に別の人間といってよく、

「今日も身体が頑張ってるな〜」という状況でした。

解離は優れた防衛機能であり、

痛みや苦しみを感じないようにできるメリットがある反面、

身体に異変が起きてもそれが分からない、感じない、言語化出来ないという大問題もあります。

解離の人の多くは「身体の硬さやコリ」「生きづらさ」などしか感じません。

コロナ危機がやってきた! 敏感な身体と呑気なわたし

そこに来たのがコロナ危機です。これに「身体」は即座に反応しました。

小児期トラウマの人はもともと免疫が弱っており、体力もなく、

前回記した通り私は呼吸回数が極端に低い特殊な条件でした。

身体は「私は高リスクだ。今すぐ手を打たねば」と、猛烈に動き始めました。

これは、「身体と心が別人格として機能している」かつ「生きたい意思が強くエネルギーが内省に向く」私固有の事情によります。

もしかしたら、コロナパニックで誹謗中傷やDVに精を出してしまった方々は、

「解離症状はあるが、自分の身体や行動を変えるより、自ら行動して環境を変えて対応するタイプ」なのかもしれません。

とっさの危機対応はその人の眠っていた個性が出てくることがあるのです。

解離について再度まとめると

大事なことなので再度まとめると、解離という症状自体は一般的で、健康な人でもみんな使います。

ただ、その使い方はたくさんの要因に左右され、その上無意識であることが多いです。

・遺伝子レベルの個性(約半分)

・親のあり方/愛着障害の有無

・きょうだいで何番目か?/末子に行くほど解離しやすい

・機能不全家族かどうか?/自罰的アダルトチルドレン(過干渉教育ママなど)か、他罰的アダルトチルドレン(親のDV目撃など)か

・容姿や成績や運動能力やコミュ力などの学校スキルの高さ

他にも、いじめの有無や、私のような分かりやすい臨死体験の有無などもあり、

一般論として考えるのはとても無理があり、トラウマ専門のセラピストさんとじっくりやっていくしか無いのです。

 

処方箋は簡単じゃないし。ひとつじゃ無い。千差万別。

でも身体がゆるむと、誰しもが心も落ち着く。

サバイバー当事者としては、実録を通してその「個性と普遍」を行き来するところをお伝え出来たらと思っています。

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身体のSOSを受け取った

偶然出会った「慢性上咽頭炎」というキーワード

花粉症が酷いこともあって、鼻詰まりを解消しようと調べていたところ、

「慢性上咽頭炎」

というキーワードに出会いました。これだ、と直感的に確信しました。

本を読み、そこに書いてあったことすべてに納得しました。

 

・喉の痛みは、実は鼻の奥(上咽頭)の炎症であり、そこは免疫の最初の防壁である

・上咽頭が常に炎症していると、鼻の粘膜が腫れ、脳髄液の流れや神経を圧迫する

・この免疫低下&脳機能への悪影響によって、自己免疫疾患や鬱病になる

 

え、ぜんぶ当てはまってる……嘘だろ……というのが最初の感想。

だって、私は小さい頃から何度も親に鼻炎の辛さを訴えていたのです。

でも「ネブライザー」という機械で一時的に鼻水をとって、

10分後にはリバウンドという、なんの意味があるのか分からない治療を10年ほど続けさせられただけ。

で、少しも改善しなかったので、私自身も解離して忘れるほか方法がなかったのでした。

「身体の人格」の暴走 なんとしても生き延びるんだ!

ーーコロナ患者さんもいる可能性がある中で耳鼻科に行くのは怖い。

ーーでも、今すぐ「慢性上咽頭炎」を治さないと、死の気配がする。

この当時はまだ、人格が分かれているなんて夢にも思っていなかった頃です。

身体から湧き上がる危機感に、ただ行動を合わせるしかありませんでした。

荒治療で耳鼻科医の指導を受けていないため、絶対真似しないでくださいm(_ _)m

では、ここからは日記用の文体にバトンタッチします。

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「鼻を通さなければ、死ぬ」

グッズをかき集め、鼻うがい&温めまくった

本には、鼻うがいや綿棒でこする(Bスポット療法)が紹介されており、

私は得体の知れない、でも非常に強い死への恐怖から逃れるように、

自宅にあった「サイナス・リンスキット」で夢中で鼻を洗い続けた。

 

首の後ろを温めた方が鼻の通りが良いと言うので、

すぐ繰り返し使えるカイロ(アズキのチカラ)を買い、

仕事中も寝るときもずっとつけていた。

 

ティーツリー精油が抗ウイルス・アレルギー作用があるというので、

早速ストックにあったオイルを常に焚き続けた。

アーユルヴェーダ医師にも言われた「サイナス」「酸素不足」という言葉

「30代のコロナ感染における重症化リスクは低い」という統計的事実よりも、

「どうみても普通の女な私が実はハイリスク持病持ちであるという危機」が、

「早くこの小児期トラウマという病から抜け出さなければ、死ぬかも知れない」という

尋常ならざる危機感と切実な焦燥感に駆り立てていた。

 

そして、スリランカにアーユルヴェーダ治療を受けに行った時、

現地の医師(伝統医療の医師)から言われた言葉がリフレインした。

「あなたは、副鼻腔に問題があり、鼻が詰まっていて、脳内の酸素が少ない」

「これは大問題であって、精神病の薬を飲むよりも、サイナス(≒副鼻腔炎)を治しなさい」

「肺が汚れている。気管支も機能が弱い。呼吸が吸えていない」

 

現地では「ナスヤ」と呼ばれる慢性鼻炎のオイル治療を試したが、

私は反応が強く出過ぎて過呼吸を起こし、ついに行えなかった。

帰国してからも何度も風邪を引くたび、鼻うがいで重症化を食い止めてきた実績もあった。

ーーやっぱり、問題は鼻にあったんだ。

日を追うごとに直感と記憶の断片が確信に変わって行った。

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実践 ひとりナスヤ

私がやったやり方(セルフケア)

・鼻のケアにも安全が確認されている「馬油」を清潔な綿棒で鼻の中に塗った

→炎症を起こし傷ついた粘膜を保護し、花粉やウイルスを外に出しやすくするため

 

・40度ほどに温めたお湯を用意し、「サイナスリンス」のサシェをお湯に入れる

→「えー」と口で息を吐きながら片鼻ずつキットを使って溶液を入れる

→適宜やさしく鼻をかんで通りを良くしていく

→鼻の上の方(サイナス、副鼻腔)に入ってしまった溶液は、下を向いたり横向きで休むと自然と落ちてくるので、鼻うがいの後はダウンドッグやチャイルドポーズで休憩する

後鼻漏がメルクマールに

これを1日3回やった。

1回にボトル3回分使った時もあった。

すこし温まって鼻の通りが良くなってくると、「後鼻漏」がひどくなった。

後鼻漏とは、粘度の高い鼻水が、口に落ちてきてしまう病気のこと。

 

ーーそういえば、3歳以降ずっと鼻が詰まっていた

ーーでも鼻を常にかんでいなければならないと遊べないから、後鼻漏になったんだ

ーー鼻をかむと怒られる・いじめられる。だから気持ち悪くても飲むしかなかった

 

ただ鼻を通したくて、そうすれば何も思い出せないPTSD状態が脱せられる気がして、

鼻水をかむことすら許されなかった無力な自分がミジメすぎて、

夢中で鼻のケアをした。

気管と気管支も動き出した 解離がとけた証拠

呼吸を放棄した私にとって、気管や気管支が動き出したのは衝撃だった。

多分、意味不明なことを書いているだろうことは重々承知している。

彼らは「後鼻漏」によって鼻水が気管支までズルズル落ちてくることに

初めて明確に「いやだ」とNOを突きつけてきた。

 

解離の恐ろしいところはここだ。

解離を使いこなしている(ジョジョで言うスタンド使いみたいなもの)と、

身体の声を完全に感じないようにすることができる。

LINKINPARKの「NUMB」の歌詞では、感覚が失われていく過程が活写されるが、

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私は早期の解離のおかげで? 気管支の「いやー助けてー」を完全に封殺してきた。

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解離がとけ、身体が変わり始めた

咳、たん、熱。こんなんじゃ外出できない!

結果論としてコロナではなかったようだが、当時の私は

「花粉」→「後鼻漏」→「鼻水が喉から気管に落ちる」→「異物を出そうと咳」

という排出のループの中にいた。

しかも、神経が変化していく過程の副作用として、微熱が出ていた。

 

咳というのはトラウマケアの重要な要素である。

トラウマ的状態から安全な状態へと身体の記憶を切り替えていく時、

身体は「悪いものを出そう」という反応をする。

それは咳であり、鼻水、ふるえ、けいれん、熱、トイレ、涙など様々だ。

本当の恐怖体験をしたとき、徳川家康はフンをもらしたというのは有名だ。

忘れていたトラウマを一時的に意識に昇らせたとき、

身体が恐怖の反応をとるのは、理屈を知っていれば当然のことだった。

ただ、会社にはそこまで伝えることが難しかったため、

「微熱や咳などの症状がコロナでないと断定できないため、リモートを希望」と伝えた。

「息をするって、こんなに気持ちいいの?」

数日「温め+アロマ+鼻うがい生活」を続けると、

ごくたまに「あっ、鼻が通った!」という瞬間に出会えることがあった。

 

私はいったい、どうやって呼吸をしていのだろうーー今になると不思議である。

障子に指で開けた細い穴から息をスースー通していたような感じがする。

口呼吸をすると「みっともない」「はしたない」と言われ、

出っ歯だったのに口を開けることは許されない家庭で育った。

鼻が詰まって息もできず味も感じなかったが、口を開けて食事することはなかった。

だから、どんなに細い穴だったとしても、鼻から息を吸うしかなかった。

そんな人生をおくってきて、鼻で息ができるという経験は、まさしく感動の嵐だった。

 

どんな美しい自然の中にいても、どんな良い香りでも、芳しい料理の香りも、

ほとんどなにも分かっていなかったんだと衝撃を受けるほどに、人生は豊かになった。

アロマの繊細な香りもやっと理解できるようになった。

「安心安全な呼吸」を取り戻した日

「慢性上咽頭炎」が軽減しただけで脳の酸素濃度も上がり、思考はクリアになった。

そして、その効果は真っ先に、刻み付けられた「トラウマという記憶」から解放される

安心安全な「その日」が訪れたことを意味していた。

 

ここから先のことは、『身体はトラウマを記憶する』を信じない人には

まったくなんのことやら意味不明になってくると思われるが、

きっと理解いただけると信じて書き進めることにする。

これはスピリチュアルではなく、本当に起きたことなのだから。

 

 

次回は自分の中にいる「別の子」を受け入れた日について。

 

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