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あゆの「A Song for ××」から愛着障害無秩序型アダルトチルドレンを解読してみる

ストレス対処
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「A Song for ××」の歌詞から愛着障害を分析する

作詞:浜崎あゆみ    作曲:星野靖彦

私が一番好きな邦楽は、間違いなくこの曲です。

この曲があったからアダルトチルドレンであることも怖くなかった。

でも、不思議だったんです。

主語がないまま、登場人物はたくさん出てくるし、問いかけはあっても答えがない。

なのに心にストレートにグサグサ刺さって、

一言一句覚えてしまうほどその胸に深々と刺さった矢は抜けない。

今ならこの曲の問いかけに、答えが出せる気がするんです。

 

なお、ここでは、この曲の主人公「xx」さんを以下のように設定します。

・小児期トラウマからの解離性障害。一部人格分裂がある

・親が頼りにならず子供っぽい親子逆転のアダルトチルドレン

・愛着障害無秩序型(回避型+不安型)であり、信頼感に乏しい

では、まいりましょう。

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Aメロ 機能不全家族・愛着障害・アダルトチルドレン・解離

どうして泣いているの

どうして迷ってるの

どうして立ち止まるの
ねえ教えて

A. それは解離という症状です。心と身体が分離してしまっている。

それによって一部人格がバラバラになっています。

だから、統合人格からすると「私、なんで泣いてるんだろう」みたいなことはあります。

迷ってしまうのは、身体も心もバラバラすぎて、自分にとっての正解が迷子だから。

立ち止まってしまうのは、怖いから。でも、その理由が分からなくて苦しいですよね。

ここでは親御さんのことも重ねていらっしゃると思います。

自分のことで手一杯の虐待親が支離滅裂で矛盾だらけの行動を子供に見せつけ、

それを「おい慰めろよ!」みたいな高圧的な態度で迫ってくるのはACあるあるです。

いつから大人になる
いつまで子供でいいの
どこから走ってきて
ねえどこまで走るの

A. それは、生まれた時から「アダルトな子供」だったアダルトチルドレンだったからです。

部分的に大人、部分的に子供という不自然な状態をずっと続けていると、

一体自分は子供なのか大人なのか分からなくなります。

自然な状態で成長すると持ち得ない疑問です。普通は自然に大人になるのです。

子供をやりきったから、安心して次のステージに行ける。

ACは生まれた時から大人であることを強制されたせいで、部分的には永遠に死ぬまで子供です。

ですから、スタートもゴールもない、全力疾走の1000メートル走のような人生は、

「ACやめます」と決断するまで続きます。

つまり、生まれた瞬間からもう走り出していて、果てしなく生き絶えるまで走り続けるラットレースに私たちはいるのです。

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サビ 虐待サバイバー・親子逆転・親のカウンセラー化

居場所がなかった 見つからなかった
未来には期待出来るのか分からずに

A. それは、虐待のサバイバーだからです。

虐待のサバイバーは、宇宙でひとりぼっちのように感じる、という研究報告があります。

そして生きるか死ぬかという逆境状態に長く置かれたため、

未来というもの概念が他の人からはズレてしまいます。

だって赤ん坊が虐待され、食事も睡眠も与えられないのですから、いまを生きるので手一杯です。

未来に期待できるという「根拠」がどこにもないまま大人になっていきます。

まして父親が蒸発したとか、親が死んだりしたら尚更です。

だからACは基本的に、刹那的に、「今さえ良ければ」となっていきます。

なお、親の面倒を幼児が見るような親子逆転の完全体になると、むしろ未来を予測する能力に特化されていきます。

いつも強い子だねって言われ続けてた
泣かないで偉いねって褒められたりしていたよ
そんな言葉ひとつも望んでなかった
だから解らないフリをしていた

A. それは、アダルトチルドレンは、その名の通り、大人のような子供だからです。

親が泣き、迷い、立ち止まり、くっついたり離れたり無秩序な動きをするため、

子供は子供らしさを全力で奪われ、「強くて感情のフラットな子」にさせられます。

それはほぼすべてのアダルトチルドレンに共通する問題なのです。

親の望み通りに強くなったのに、無神経で自己愛的な親は、無神経にも

「あなたは強い子だから助かるわ。お母さん頼りにしているからね」

などと言って毎日毎日メソメソ泣き、相談相手として便利に活用し、無料カウンセラーにしてしまう。

そんなこと少しも望んでなかった。

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Bメロ 毒親・回避性障害・「分かり合う体験」の欠落

どうして笑ってるの
どうしてそばにいるの
どうして離れてくの
ねえ教えて

A. それは、お母さんが自己中心的な人、つまり毒親だからです。

いつも自分の都合ばかり。

自分が大変だからといって娘を巻き込む。

娘に元気付けてもらおうとするし、

娘からオキシトシンを放出させて幸福感を得ようとするし、

自分が男と遊びたければ離れていくし、それに理由なんてない。

「お母さんだって女なの! 遊びたいし、幸せになりたい。その権利あるでしょ」

その裏で子供の身体がどんどんおかしな方向に進化していることなど、

人格障害の虐待ネグレクト親は眼中にない。そういうものなのです。

いつから強くなった
いつから弱さ感じた
いつまで待っていれば
解り合える日が来る

A. それは、アダルトチルドレンは「子供のプロ」「プロ子供」だからです。

金もらって良いレベルの”子供のプロフェッショナル”。アマチュアじゃないんです。

だから成人が迫ってくると、だんだんと自分が分からなくなっていきます。

子供を極めてきたのに、年齢的に社会が子供から大人になれと言う。

かといって「完了しなかった子供時代」は永遠に続きます。

毒親には「わが子を子供として育む」能力がないからです。時間は解決しない。

永遠に分かり合える日は来ません。そういう親だと思うしかない。

「親と解りあいたい」という当たり前すぎる願望を、綺麗さっぱり捨てる以外ない。

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サビ2 闘争逃走反応・ストレス・基礎的信頼感・学習性無力感

もう陽が昇るね そろそろ行かなきゃ
いつまでも同じ所には いられない

A. それは、闘争逃走反応というストレス状態です。

ストレスがかかると、人間という動物は、闘うか逃げるかという反応に追い込まれます。

そして回避型の愛着障害を抱えると、基本的に「人間と心が通じ合うのは恐怖」というインプットがあります。

だから同じ所にずっといると食い殺されるような心理状態に追い込まれます。

人を信じる事って いつか裏切られ
はねつけられる事と同じと思っていたよ
あの頃そんな力どこにもなかった
きっと 色んなこと知り過ぎてた

A. それは、愛着障害無秩序型だからです。

中高生だった私はこのフレーズを何千回聞いたか分からないほど、激しく同感です。

愛着障害無秩序型の人は、「未完了の基本的信頼感」をゲットしようと、

いろんな人を信じよう、信じたいと願い、多くの仮初の友人を得ます。

でも仲良くなると回避性障害が顔を出し、怖くなってしまう。

親からの裏切り体験を膨大に積み重ねてきてしまうと、

「裏切られるのがデフォルト」という自動思考(スキーマ)が完成します。

だから裏切られても何も感じないほど麻痺(解離、NUMB)していきます。

そして、大人になればなるほど「学習性無力感」という、打ちひしがれるような無力感に苛まれるようになります。

人間の悪い面を、本来人間の手本であるべき親から嫌というほど詰め込まれると

裏切りを恐れ、かつ学習性無力感に苛まれ、袋小路に追い込まれます。

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サビ3 自律神経・解離・腹側迷走神経・回復への道

いつも強い子だねって言われ続けてた
泣かないで偉いねって褒められたりしていたよ
そんな風に周りが言えば言う程に
笑うことさえ苦痛になってた

A. それは、本来「笑い」は腹側迷走神経という自律神経の働きにより出る自然な反応であるべきものだからです。

簡単にいうと、嬉しかったり楽しかったりしたら自然に「笑う」という動作が出る。

笑うことが苦痛であるということは、無理していつも笑っているということ。

それ自体すでに異常自体なのです。

親を励ますため、親にご飯をもらうため、親の機嫌をとるために「笑」があると

私もつい最近まで本当に本気でそう思い込まされていました。笑顔は武器だと。

でも、気づいて欲しい。意志の力で笑うのは自然なことじゃないのだと。

一人きりで生まれて 一人きりで生きて行く
きっとそんな毎日が当り前と思ってた

A. それは、愛着障害者は「一人で生まれて一人で生きていく」と無意識に思い込む性質があるからです。

信じるものが何もない状態で幼児期を過ごした愛着障害者は、それがスタンダードのまま、治すきっかけがありません。

「一人きりで生まれて 一人きりで生きていく」私も本気でそう思い込んでいました。

人生でただの一度も、本当の「愛」「信頼」を体験したことが無かったから。

「信頼」という概念と自分の感情や体験が一致していないから。

難しく言えば「基礎的信頼感」が幼児期に育まれないまま大人になってしまったから。

これは自分ー他人の間だけではなく、自分の中にバラバラになった人格同士の信頼感の不在も意味します。

特に、統合人格と身体の人格との不仲があると、自殺未遂などを衝動的にしがちです。

歌を歌うことは腹側迷走神経(副交感神経)を使う最強のトレーニングですから、

あゆは偶然とは言え女優業から歌手に転向したのは健康法としてベストだったと思われます。

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編集後記 すべての「xx」さんたちへ

「あの頃の私たち」へのアンサー

偉大なディーバの歌に、勝手な注釈をつけてしまい、

ファンの方に怒られないかちょっと不安ですが、あくまでも私個人の感想文ですのでお許しください。

10代の頃、私自身もまったく同じ問いかけを自分にしていて、

でもそれに答えてくれる人もいなければ、答えてくれる未来も想像できなかった。

未来が良くなるなんて全然思えなかったけれど、良くなると思わなくても生きていけなかった。

だからガムシャラに努力し、ガムシャラに行動し、気づいたら遠くまできてしまった。

やっと今、何かを掴みかけていて、今なら迷える子羊だった若き日の私に、

この歌が問いかける壮大すぎる謎かけに答えられる気がして書きました。

タイトルにある「xx」の謎。

私は、すべての同じ境遇にいる同志たちへの、あゆ先輩からのエールだと解釈しています。

「あなたもそうでしょ? あなたもきっとxxのはずだよ」と。

音楽という5分間の世界観だから表現できた「むき出しの悲劇性」

音楽の素晴らしいところは、5分程度と短いから、どんなに悲劇的でも耐えられること。

これが映画だったら? 小説だったら? 連ドラだったら?

暗くて多分耐えられないですよ。

だから、これは、あゆにしか表現できなかった世界なんです。

そういう意味でオンリーワンの才能であり、いつまでも愛着障害やアダルトチルドレンのお手本として輝いていていただきたいなと思いつつ、

いつかもう歌を歌わなくても平凡な幸せを感じられる浜崎さんでいて欲しいという気持ちが内混ぜになっています。

きっと、あゆ世代の方は、この歌に含まれたあらゆる悲痛な叫びに、

心が引き裂かれそうになりながら、それでも食らいつくように聞いていたはずです。

リスナーの方がこの曲の素晴らしさをさらに深めていただく一助になれば幸いです。

 

サマソニにも出演決定したリンキン・パークでもシリーズ的に歌詞分析しています。

リンキンの方が死に近い感覚を持っていて、かつ身体感覚の表現が豊富です。

解離という症状がどのように現れるのかが非常に解りやすいです。

よかったらご覧ください(*^▽^*)

毒親・愛着障害・小児期トラウマ・解離を、LINKINPARK「NUMB」で学ぶ
「NUMB」(麻痺)は、マニュピュレーター親を持ったHSP×小児期トラウマ×解離の人の症状を、的確に活写しています。多重人格、離人症、学習性無力感、虚無感、虚脱などの「解離」の症状を、歌詞から考察していきます。解離している人の心のうちに共感できたら、あなたも解離傾向があるかもしれません。

 

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