普段分析記事ばかり上げているので、
たまにはこのホームページが見つめる夢について書かせてください。
私には夢があります。
5歳からずっと変わらない夢。
障害者を納税者に、という夢。
父親が身体障害者1級で、
物心ついた頃から障害者の生きづらさについて考えてきました。
特に「能力が同じなのに働かせてもらえない」ことへの怒りは、
義憤として私を勉学やボランティアの道へかき立てました。
私が色んな病気に負けたり飲まれたりせず生き延びたのは、
多分、人生に明確な目的があったからです。
アイドルとか社長などの「肩書き」に憧れたことはなくて、
ただただ一日一日、理想と現実の差を縮めるだけの毎日。
地味ではありますが定型発達の人に少しずつ追いつけている気がします。
でも、出来ないことにも挑戦しすぎた。
誰に強制されたのでもなく、自分のエゴのために、
無理して努力してありのままの自分を殺す人生を選んだのです。
そしていつの間にか私も立派な精神障害者になりました。
(無理矢理働いてるので国の基準的には障害者ではない)
心のどこかで、障害という名刺が欲しかった気がします。
それまでずっと、障害者でない自分が障害者を語ることを恥じていました。
サバイバー当事者であることを、不思議と誇らしく感じている自分がいます。
具体的には、福祉作業所や就労支援施設を、
「能力は同じだけどハンデがある」人が利用しやすいものに変えていきたい。
でも社会人経験がないド素人が出来るものじゃないと知っていたから、
企業実務経験を通じてお金をためています。
福祉作業所はどこもみんな努力されていて、
いろんな事情を抱えた利用者さんのケアをされていてすごいと思います。
ただ、国の方針は各作業所では変えがたいものがあり、
日給が800円、月給が1万円台なんてことはザラです。
病気になる前は1000万プレイヤーだった人が、年収15万になる絶望感は計り知れません。
ほぼ1%になる。99%年収ダウンです。
病気の前後で、業務遂行能力は少し落ちただけ。
それでこの落差はあんまりだと思うのです。
働くことには、仲間との交流というオキシトシン的幸福感に加え、
自己実現と自己成長という良いドーパミン欲求も満たしてくれます。
父は働き続けたから、長生きしました。
透析患者でフルタイム正規雇用で30年生きたのは奇跡です。
その姿を見て、病気で週5フルタイム勤務が出来ないというだけの理由で
「障害者」を雇用しないというのは勿体ない気がします。
まして人口減少社会では。
障害者だろうと健常者だろうと
賃金は成果に応じて支払われるべきです。
能力と個性に合った仕事をしたら、出来た分に応じてお金を払うべきです。
障害者を一律に社会のゴミみたいに扱う政治家には、
ハッキリ言って腹が立っています。
その意味では、ALSの国会議員が生まれたことは拍手喝采です。
今後は、鬱議員、双極議員、PTSD議員と増えていくことを祈ります。
(発達障害と愛着障害だけは、すでにかなりたくさん送り込まれていると感じます)
そんな壮大な夢の階段の一つとして
分析人格が元気なうちにしっかり分析しておきたい。
それがこのホームページの役割です。
人生は短い。
ボーッとしていたらあっという間です。
ただでさえ闘病で10年ボーッと過ごしたので、
黙ってやられている訳にはいかんのです(o^^o)
やられたら、倍返し!
障害者という枠組みを無くすために、
何度も落としかけて拾い集めてきたこの生命、
燃え尽きるまで使う覚悟でおります。
これを読んでくださった方にも、何かのお役に立てていることを祈って。
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