本日夜のドラマ「35歳の少女」観ました。
やばい、全然自分ごとなんだが。
勇気が無くて見れなかったのをいまTVerで一気見。
私の場合は3歳で止まってるので、
もっともっともっと子供です。
しかも人間不信で愛も信頼もない子と、純粋無垢を絵に描いたような3歳児が、
治療の過程で次々と目覚めた。
最近記事を書く時間が取れないのは、「35歳の少女」でいる時間を最大限確保するためです。
平日は限界まで効率的に働き、平日夜と休日は子供の私が自由に過ごして成長できるように。
解離性同一性障害のグレーゾーン
明確に公言はしてこなかったですが、
私はゆるーく解離性同一性障害です。というか、そうだと最近気付きました。
いわゆるDID、多重人格のグレーゾーンです。
ただ、自分自身はおろか誰にもバレずに30年近く生きてこれたんで、
「障害」ってほどじゃないんです。
色んな名前や性別や年齢になるわけでも無く、
記憶が欠損するわけでもなく、
まして一般的に着いてしまったDIDに対する間違った怖いイメージーーたとえば、
解離性遁走でキレて暴言暴力もしないしもちろん犯罪歴もありません。
言っておきますが、99.99%の解離性同一性障害さんは犯罪と無関係ですよ。
あれは作られたイメージです。
本物の解離性同一性障害の人の苦しみを増やさないよう、偏見が減ることを望みます。
時間帯や周囲の環境に応じて
自然にキャラ変してるので何か変だなとは思っていましたが、
治療が進んで解離が解けてきたら、
やっぱりどう見ても
私の中で「事件で死にかけた子ども」は
別人格として動いていることが分かりました。
解離が上手く機能しすぎてて、
同一性=アイデンティティには障害が出なかったんですね。
ドラマと現実の違い
ドラマでは「植物状態から目覚めた」という設定ですが
私は自分の中で子どもを冷凍保存してきて、
大人の私という別人格を新たに作って子どもを保護して、
最近レンジで子ども急速解凍しましたっっっ!
って感じです。
やっぱり事件や事故で頭を強打すると、
人格がスコーンと抜けちゃうってこともあるんでしょうね。
大人だと交通事故で頭を打って記憶喪失になったりしますもんね。
私は3歳2か月っていう絶妙に知性が無い状態で凍ったから、
逆に不自然さが薄まったのかもしれません。
35歳の少女、マジでディティールがリアル!
本当は子供の私も子供用遊具とかで遊びたいんです。
空気で膨らませた子供用プレイランドとかで遊びたい衝動と常に闘ってます(^^)
アスレチックとかで無駄に燃えてきたのもそういう理由だったみたい。
ただ、子ども時代出来なかったことを、
この年齢で一人でやろうとするとかなりヤバい感じになるため、
私は絶対自宅かホテルで一人、または余程信頼できる人に説明の上でやってます。
あとは、趣味のお教室でもくもくと無言で楽しんでます。
言葉を発しなければ違和感をもたれることはないので!
可哀想ではあるけど、これはしょうがない。
私のためにクリスマスプレゼント爆買い……でも許す!
小さいときにキラキラカワイイものに囲まれて
みんなに愛される生活をさせてあげられなかったから、
今年は壮大にクリスマスコフレ(化粧品)を買ってあげています。
毎朝届く「注文完了メール」がちょっと恐ろしい10月です(笑)
夜な夜な子供の私は
大人ごっこしてメイクして髪を巻いたりして
とても楽しんでいます。
お財布は痛いし、シーツは口紅だらけだけど、
今年は「目覚めたお祝い」として、30年分のプレゼントを私に買ってあげたい。
だからカワイイもの集めを満足するまでさせて、
2020年は安心安全で楽しいよって教えてあげたい一心です。
おままごともろくに出来ずに凍ってしまった。
小さいとき、もっと女の子用キラキラパクトを自由に振り回したかった。
超がつくアダルトチルドレンだった私は、子供っぽい遊びを自分から嫌っていました。
本当はしたかったけど、親の手前、「買って」って言えなかった。
親は早く手のかからない大人になって欲しがっていたから、大人になったのです。
私も30過ぎちゃいましたけど、身体はおばさんですけど、
心の一部はリアルに子供です。
前回のはてなの記事と今回の記事の文体が若干ですが違うのは、
前回は深夜に子供が楽しく書いたからです。
論理性も客観性もゼロで感性のままで。
障害者の家族「ママ」「妹のマナちゃん」のリアル
ドラマでは柴咲コウさんの妹のマナちゃん(橋本愛さん)は、
私が冷凍保存したカワイイ子供の片割れ。
たまにこのブログでも怒っています。
……というか、そのことにこの間気付きました。
まさか自分の人格が分裂して凍っていたなんて思わないじゃ無いですか。
子ども時代に適切に大事にされないと、マナちゃんみたいな大人になる。
私もつい最近までああいう雰囲気が時々あったと思います。
自分のこと全然大切にしなくて、でも分かって欲しいって世界を嘆いたり。
自傷行為のように身を削って勉強したり仕事したり。
自分に全然素直にならず、その現実すらも認識していなかったり。
他人との距離感が全然分からなくて、突き放したり、しつこくしてフラれたり。
そうして身を削れば削るほど、「ママ」(鈴木保奈美さん)のように感情が失われていく。
「こんなはずじゃなかった」
っていう経験が積もり積もって、でも圧倒的に現実は重く辛く逃げられなくて、
どんどん人間じゃなくなっていく。
何かを熱狂的に信じることをガソリンに生きる、マシーンになっていく。
どうやったら人間に戻れるのか薄々分かっているけれども、
戻ってしまったら「頑張り抜いた自分」を否定することになる気がして出来ない。
そんなハリネズミのジレンマみたいになってしまう。
小児期トラウマのメリット
ドラマと違うのは、
私たちにとって、
昔より今がはるかにマシで、
はるかに天国で、
3歳に帰りたいなんて1ミリも思わないことです。
あの頃は異常に過酷だった。
頼るべき大人も、頼るべき強い肉体も無く、なすすべもなく解離して適応するしかなかった。
一見するとどこにでもいる普通の中流家庭の、普通の子供でしたが、
「普通を演じろ」と強要され、むしろ愚痴も不満も誰にも言えない少女時代でしたので、
控えめに言っても不幸な子供ではあったと思います。
自分の稼いだ金で自分にプレゼントを買えて、
支配し操作してくる親と自由に離縁できる現在が最高すぎます。
だから子供の私も楽しくゆっくりこの2020年に適応しています(o^^o)
たまに夜中に自由なことを書くかも知れません。
きっと今までも書いていた。
でも、コソコソじゃなく、大手を振って、
私たちは世界中に「メンヘラ」「キチガイ」「キモい」と謗られても、
子ども時代を全力でやり直す覚悟でいます。
そういう強い言葉を他人にぶつけて強がる人こそ、
実は小児期トラウマのお仲間だったりする確率高いこと、私は知ってるので(*´-`)
素直で朗らかで外交的で明るい子供の私は、
冷静で論理的で真面目で努力の鬼な私に守られて、
ほぼ無傷で残っていました。
私もノゾミちゃんのように、
毎日毎日少しずつ成長してます。
夜な夜な凍りついて固まって眠れぬまま朝を迎えていた不幸な子供は、
今は「見えない敵」の気配に警戒することなく、自由に自分の時間を楽しんでいます。
ギュってして、ヨシヨシされて、オキシトシンの喜びを実感しようと思っています。
家族がいることのメリットとデメリット
でもちょっとドラマが羨ましいです。
私にはもう父はいない。
子供の私で父に甘えることは、
ほぼ出来なかったし、二度とできない。
父に頭を撫でてもらうためには、
父が言う通り「なんでも一番」でいなければならなかった。
母はこういう感性を解する人じゃなかった。おそらく生まれつき。
でももう昔のことは良いんです。
今、私は多くの人に支えられて、
励まされて、人生をやり直しています。
それが実の親じゃ無いってだけ。
もともとは赤の他人だった人のほうが、なんなら人間じゃなくて動物や蝶々のほうが、
よほど私を大事にしてくれます。
30年、身を削って頑張って「親子ごっこ」に全力を尽くしましたから後悔はありません。
解離と同一性障害とはスペクトラム
まるごと凍らせるのではなく、
様々な人格をチェンジすることで自分を守られてきた
解離性同一性障害の方もいらっしゃるかと思います。
その方々の苦しみは体験できませんし、「知ったようなツラ」するつもりはありません。
ただ、解離性障害という点では、私も同じグループです。
解離性障害は、基本的に同一性=アイデンティティに問題を抱えると言われます。
基本的には、安心安全な場所を確保して、子供の自分でいられる時間を作り、
この世が安全だと「全わたし」が実感することが治療になると思われます。
このホームページでずっと書き続けてきたように、
解離を解いていけば少しずつ分裂してしまった人格を回収できると思われます。
痛覚が帰ってきたー!!!!! 頭が痛いぜ
そうそう、最近、痛覚を手に入れました(=´∀`)人(´∀`=)
おでこの頭蓋骨陥没跡が痛みます。いまさらですが(笑)
この1か月ほどでかなり傷が目立つようになってきました。
2センチの真一文字の傷跡。
当時、8針縫っただけでこの世界から「なかったこと」にされた、
すでに時効を迎えた事件の動かぬ証拠。
もう隠れる必要がなくなったから、
堂々と「ここにいるよ(≧∇≦)」
と言っているんじゃないかなって解釈しています。
詳細はこちら↓

否認さえしなければ、未来は何とかなる
自分のケースき限らず、周りの友達たちも、
「こんなはずじゃない」とか
「こんなの私じゃない」とか
怖くて現実から目を背けてしまうと私みたいに長患いします!
しかも、メンヘラどころで済まず、婦人科系とか、偏頭痛とか、過敏性腸症候群とか、
身体中がもうてんでバラバラになって壊れてしまうこともあります。
ドラマで言うと彼氏候補の「結人くん」のように、
現実から目を背けると批判者の自己愛者になって、自分の人生を生きられなくなってしまいます。
だから、何があっても怖がらないでください。
そのままを受け止める僅かな勇気さえあれば、何があっても大丈夫。
私はそれを人体実験で証明したいって本気で思っています。
リアル友達でここを見てくれている方もいらっしゃると思いますが、
私は別に逃げも隠れもしません。
どう思っていただいても構いません。
「こえーよ」ってもし思ったら、それはあなたにもお心当たりがあるってこと。
つまり、「ダウト!」ってこと。
どうか逃げないで。
一緒に「過去の不幸」「不幸だった過去」、乗り越えましょうよ。
ちゃんと過去を過去にしてあげると、もろもろ楽です。
大丈夫、私は特定の団体にも、特定の宗教にも属していない、ただのハッチですから。
昔も今もずっと、理性と学問と「無知の知」だけをリスペクトする現実主義者ですから。
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