毒親病識を持つ発達障害

変わる意志の無い人・自閉・アスペ・虐待・カサンドラ

毒親
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プライム

私は自閉スペクトラム症を持っています。

ただ、トラウマ性発達障害も持っているので、

発達障害といってもハイブリッド型で

自閉もADHDも学習障害もちょっとずつある感じです。

ややADHDが優勢で、次に学習障害、自閉は一人の時に全振りかな、という感覚です。

瞬間瞬間で、いま自分のどの発達特性が前に出ているかを意識して生活しています。

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そんな私から見ると、

自覚(病識)のないアスペルガーの方々って、

なんかすごく自分の辛さを見せつけられてるみたいでキツいんです。

 

私を含めてアスペルガーの人って、マイルールとかこだわりが強くて、

自分がアスペだって分かってる方は自制が効くから大丈夫なのですが、

「自分は普通の人間でアスペではない!」と思っているタイプは

一度虐待に手を染めると青天井で激化するので注意が必要です。

 

相手の都合や予定で、マイルールが変更されることに激昂してしまうんですよね。

私もストレスかかっているとそうなります。

だから、アスペさんが共感ゼロ悪気ゼロで毒気を撒き散らして怒っているのを見ると、

なんか自分の中にいる「治したい自分」を見せつけられてるみたいで辛いんです。

 

みなさまの周りにも、こんな「困った人」いませんか?

 

アスペルガーさんはそもそも異常なほど正義感とか常識へのこだわりがあって、

でも実はそれが世間一般の正義や常識からは外れてるってことが多い。

私も散々苦労して世間と自分のギャップを埋めてきたんです。

もちろん、まだまだ道半ばです。

が、ギャップの存在すら否定して、自分のマイ正義を振りかざして怒ってる人を見ると、

自分の苦労を思い出して悲しくて悔しくて、やりきれなくなります。

 

良いところもあるんです。

好きなことは好きなだけ話せる。

目をキラキラさせて。

頑張る力もすごくあります。

記憶力も抜群。

やると決めたらとことんまでやり抜きます。

 

けれどそれはどこまで行っても、ヒトへの興味にはならない。

その知識を持っているヒト、とか、

その仕事のスキルがあるあなた、とか、

その顔をしている君、とか、であって、

私自身に興味関心を振りまけてもらうことは決して叶わない。

だから「善意で虐待」という不思議な公式が成り立ってしまうんです。

 

アスペの人と接していると、

本人は悪気ゼロで物凄く冷淡にされたり、

自覚ゼロですごく優しくされたりして、

こちらからすると戸惑います。

本人には生まれつき「共感力」という機能が少ない。

だから、自分が話したい時は話すけれど、

相手が話したい時に自分が合わせることが苦手です。

あからさまに面倒そうな顔をしてしまうんです。

 

人間の機能に対しては評価してくれても、

人間全体として許してくれることは決してありません。

相手が健やかなる時も、病める時も、

常にマイルールを忠実に守るよう要求してきます。

 

根を上げると、自覚なきモラハラをして、力づくでマウントを取ります。

自分の正義感覚こそ正しいと証明するためなら、

弱りきった相手を何時間でも無視でも虐待でもできます。

3時間完全無視なんて自閉スペクトラム症の人には容易いことです。

私自身も、自閉になっている時はそれが出来てしまいます。

自分の殻に閉じこもる感じです。

 

あと、理屈しか言えないので、

相手がもうやめて、助けて、と言っても、

自分の正しさが腑に落ちるまで論破し続ける癖があります。

感情語ゼロで理屈だけで3時間論破され続ける地獄がフラッシュバックします。

 

アスペさんは自分の生きづらさをどうにかするためにマイルールとマイ正義を作っています。

それを守らないと身体が辛いから。

ですので、相手に予測可能性の高さを期待します。

つまり、マイルールに100%従うことを、無意識かつ暗に要求してしまうのです。

 

けど相手からすると……。

訳の分からないマイルールを振りかざされ、

それに反しただけで「罪と罰」として

無視だの暴言の嵐だのに耐えねばならない。

こちらがどんなに苦しんでいても情状酌量の余地が無い。

是非も無し!

この無慈悲さでメンタルがジワジワ削られるんです。

アスペさんは生まれた時から共感したことがないので、無慈悲の自覚もありません。

 

私はこうして育てられ、

そしてなぜかアスペさんの多い学校や会社に入ってしまいました。

常にカサンドラ症候群に悩まされています。

 

もうアスペ親とは離れているのに……

アスペさんと話していると身体から力が抜けて

自分が人間じゃない感じがして

幽体離脱したような解離(離人状態)になって

アスペさんに「もうやめて」って嘆願してしまいます。

そして毎度のことながら

「なに一人で勝手に泣き喚いてんの?」

と冷たく突き放されます。

いえ、冷たくではなく、論理的に突き放されます。

 

私は5歳のとき、

「誕生日プレゼントは要らないので、

ストレス発散に私を使うのをやめてください」

と親に手紙を書きました。

もちろん無視されました。

泣いても土下座しても決して許してくれないのです。

 

無自覚アスペルガーさんを接すると、

あの絶望的な感覚が身体を支配します。

逃げ場がどこにもなかった……感情も論理も嘆願も通じない強敵からは、

本当の自分を隠してとっておいて、

鬼のアダルトチルドレンとして生きざるをえまさんでした。

 

自閉は、正しい認識があれば、

個性として活かせます。

でも、「自分こそ普通で、周りがおかしい!」って思ってしまうと、

正義感と善意10000%で虐待してしまうことがあります。

学校の隣のマンションを買っておきながら、運動会にクレームをつけてみたり。

本人は良いことをした、社会正義と全体利益のためだ、と本気で思っています。

 

相手のためだ、と本気で思っています。

そこがパーソナリティ障害とは違います。

パーソナリティ障害B群の人は、

苦しんでいる相手の反応を見て興奮しています。

自覚のないアスペさんは、ただ己の正義感を貫いているだけなので全然違うんです。

 

あと、思ったことを共感と想像力を使わずそのまま口にするため、

相手からすると嫌味やマウンティング以外の何者でも無いことを平然と言います。

そして「嫌味言わないでよ」と指摘されると、

当然ながら「嫌味なんて言ってない。事実を言って何が悪いんだ」の一点張りです。

確かに事実かもしれないけれど、

デブハゲチビブスとか、過去の失敗を何度も持ち出されたら、普通は嫌味か悪口だと思ってしまいます。

まさか「事実を指摘してあげたんだから、むしろ正義だ」なんて言い返されるとは夢にも思いません。

 

アスペさんが事実を指摘した時は、当然ですが、決して謝りません。

「君はこの仕事を大失敗したね。そのミスをフォローしたせいで、僕の仕事時間がこれだけ増えたんだよ。ほら」

というセリフを、事実の指摘以上でも以下でもなく言えるんです。

悪気が無い、後腐れもない、でも相手は不愉快になる……これがカサンドラ症候群の救いの無さです。

言いすぎたな、なんてまったく思いません。事実なので。

究極のファクトフルネス!!!

 

アスペさんは「私が普通なんだ! 周りがおかしいんだ!」という思い込みさえなければ、

すごく良い人である確率が高いんですが……。

他の奴らはおかしい!

と思い続けている限り、かつての私も含め、いつも怒りに満ち満ちていて、

いつも自分だけが圧倒的に被害者で、

被害者だから責任を取らずに言いたい放題やりたい放題で、

結局、見下している「他の奴ら」に全部尻拭いしてもらうことになるんです。

 

でも、余程のことがない限り、

自己愛的になってしまったアスペさんが

「僕は、私は、アスペルガーかもしれない」

と思うことは一生ありません。残念ながら。

自分スゲーの幻想に入ったアスペさんは、

その独特の共感力ゼロという能力をフルに発揮して、

自分だけの桃源郷に引きこもります。

 

両親は私を愛していたと思います。

けれど、生まれた瞬間から手加減はゼロでした。

彼らのマイルールに従わなければ命が無かった。だから従いました。

生まれた時から、私は加害者で、親は被害者でした。

何をしても「あなたのせいで」「子供なんて欲しくなかったのに」「もっとモテたかった」と叩かれて怒鳴られて泣かれて脅されました。

まさしく原罪を背負わされていたようなものです。

 

でも辛かったです。

3歳の子どもが片付けと掃除を大人顔負けにするなんてまず無理なんです。

でも……通じませんでしたね、最期の最後まで。

 

私の周りのアスペさんはそこまでひどくないと思いたいし、

世の中のアスペさんの大半はいい人だって思いたいですが、

どうしてもあの虐待された過去、

それも罪悪感ゼロ、むしろ私のためを思って全身全霊かけて虐待してくださったことを思うと

魂が体から抜けちゃうんです。

 

25歳すぎたら気をつけてください。

「変わる意志の無い人」に。

変わる意志が無い人は、どんなチャンスを提供しても、どれほど尽くしても、

しゃぶり尽くされる、それだけの運命が待っています。

自分を変える意志

これって人間を判断する上でものすごく大事です。

 

自閉でない人は、共感力や想像力が生まれつきあるので、

意志を持たなくても自然と相手と似てきたりします。

が、自閉の人は相手によって変わるとことはあり得ません。

自分で強い強い意志を持たない限り、

積み上げてきたマイルールとマイ正義を変えるご英断をしない限り、

何歳になっても、

親になっても上司になっても、

「マイルールを破るものは、打首獄門が本人のため」

という思い込みから脱出できずに死ぬまで怒りを抱えて誰かを罰して生きていきます。

 

お互いに不幸なんです。

もうそんな人を増やしたく無いんです。

アスペさんはちゃんとアスペさんの認識を持って、

吉浜ツトム先生のマンガとか読んで、

弱点を強みに変えていけば人生楽になるのに、

ただ漫然と何十年も被害者ヅラして虐待し続けるのは、

誰も幸せにならないって思うんです。

 

私は被害者ポジションから抜け出せて本当に良かったです。

自分の非を認められるようになったから、

怒ることは格段に減りました。

イライラもしにくくなりました。

「今日も非常識な人に会った💢」という会話が減りました。

自分の加害者性を正しく認識すると、

人間関係もスムーズになり、顔つきが穏やかになります。

 

逃げずに自分の個性と向き合ってほしい。

ご本人は困っていなくても、

ご家族や部下はきっと困っています。

当事者からのお願いです。

 

マイルールが通らないとイライラしてしまう繊細な方、

本当に自分が圧倒的に被害者なのか、

一度考えていただけないでしょうか。

そのイライラが小さな我が子に向かっていませんか。

無関係の同僚や部下に向かっていませんか。

自分は常識にのっとって正しいことを言ったはずなのに、

周りが困惑していた記憶はありませんか。

 

変わる意志さえあれば、

何歳からでも変われます。

個性は強みに変えられます。

どうか「自己愛性万能感」に入り込まずに

現実で身近な人から言われた言葉を

ありのままにちゃんと受け取ってください。

そんなのとない、悪いのはあいつだ!

という反射的発作を一旦抑えてください。

 

悪いところを克服すれば、

アスペさんは無敵ですよ。

みんな不幸になるルートをわざわざ選ぶのはもったいない。

現実を受け入れて、

自閉であっても楽しく正しく生きていきたいと

私自身は思っております。

 

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