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「治らない病」克服日記パーソナリティ障害分析記事(病気、虐待、自己愛)基礎科目心理的虐待、ネグレクト、マルトリートメント愛着障害(D型 無秩序型、不安+回避)毒親

境界性パーソナリティ障害の治し方・接し方・原因【当事者分析】

「治らない病」克服日記
この記事は約13分で読めます。
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境界性パーソナリティ障害、通称「ボーダー」は、私も当事者で、ほぼ完治しています。

ただ、お医者様やDSM-5による無味乾燥で人間味のない評論や、

「被害男性」による心ない辛辣な批判や、知識や実体験のない人の無責任な言説や、

混乱の最中にいてもがき苦しんでいる当事者の声が氾濫しているので、

あんまり気は進まないですが、苦しんでいるお仲間を援護したくて書かせていただきます。

恋愛についてはこちらの記事をご覧ください。

メンヘラ・ボーダー・境界性パーソナリティ障害の恋愛は、なぜ破滅的なのか?【当事者分析】
これは闇が深すぎて中々書けませんでしたが、やっと踏ん切りがつきました。メンヘラ、ボーダー、毒親育ち、サバイバー当事者の方はもちろん、彼女や彼氏や家族がボーダーの人も参考になれば幸いです。LINEが既読にならないだけで気が狂いそうになるという...

以下、当事者と関係者限定でお願いします。いい加減な評論はご遠慮ください。

本記事へのコメントにはお返事はいたしません。アンチが多すぎる案件なので。

ただ、医療従事者の方からのご意見はお問い合わせよりお待ちしております。

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生まれたときから「半端ないレベルの危機」だった赤ちゃん

ボーダーさんの原因は、西洋医学では「不明」となっています。

そりゃそうですよ。誰だって、0歳児だった時の正確な記憶なんてないからです。

そして、ボーダーさんとアダルトチルドレン・毒親・虐待・ネグレクトはセットです。

つまり、親が、以下の依存症患者(ドーパミン中毒者)だったということです。

・アルコールジャンキー(アル中)

・暴力暴言ジャンキー(DV・モラハラ)

・イライラ刺激ジャンキー(目があっただけで「あぁん?やんのか?」なタイプ)

・消費ジャンキー(ギャンブル、スイーツなど消費行動が大好き)

そうです、親が鬼のように衝動的で、もう片方の親(いた場合)も衝動的だったのです。

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衝動的な親を持った0歳児はどうするか?

衝動的な人は、次に何をするか全く分かりません。

全力で愛して抱きしめるかと思えば、すぐ気が変わって壁を殴って穴を開けたりします。

生まれたての赤ちゃんは、他の世界という選択肢がないので、

「ああ、この世っていうのは、スーパー刹那的で衝動的なんだなあ」

とぼんやり認識し、それを常識だと思うようになります。

その後、2歳くらいで言語を獲得するようになりますが、親の話している言葉は

「殺すぞテメエ」「やれるもんならやってみな!」「ぶっ殺す」「助けて!」「ぎゃあああああああああああ」

みたいな、およそ家庭の会話からは外れたものばかりを真っ先に学習します。

そう、もうここですでに、私たちアダルトチルドレンの歯車は狂っているのです。

「平和」という状況をそもそも幼稚園・保育園に行くまで、一回もみたことが無い。

だから私たちは骨の髄まで「危機対応」が染み付いており、警戒心と猜疑心が強いんです。

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自分が病気にならないために、子供を病気にするという毒親の戦略

結構「ボーダーはメンタル弱すぎ」を唱える方が多いんですが、違うと思いますよ?

以上の理屈で、0〜2歳の子供が、

毎日目の前で繰り返される「殺人未遂事件」「暴言と溺愛のギャップ」を見せつけられ続けると、

正常な認知が出来なくなります。これを「ダブルバインド」と言います。

で、ここでポイントなのは、本物の毒親は、自分こそ真の被害者だと本気で信じています。

衝動性が強く中毒患者の人は、妄想を現実だと思いやすい統合失調質遺伝子を持つことが多く、

かと言って本当の統合失調症患者さんみたいな苦しみは全部子供に丸投げしている、

つまり統合失調症の病的な辛さの部分「だけ」を切り取って子供に貼った感じです。

だから本人のメンタルはいたって健康で、仕事や社交を十分楽しめます。

毎晩帰れば子供をサンドバックにすればいいだけ、だからです。

脳科学の観点から言えば、サイコパシーが高い可能性もあるし、

精神医学の観点から言えば、親自体もトラウマ体質で極度に解離している可能性がある。

いずれにせよ、ボーダーさんの親には良心というものが存在しておりません。

使えるものは何でも使う、だって楽だし楽しいじゃん、という自己愛モラハラ思考です。

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ボーダー自己責任論者のおかしさ 毒親は否認する

だから、虐待やDVモラハラを見せつけられ続けたストレスのケアをしないだけでなく、

「あっ、良いところに子供いるじゃん。これからは子供に尻拭いしてもらおっと」

と考えるようになります。

自分の人生がアル中のせいでうまくいかないこと、自己愛性人格障害のせいで孤独なこと

被害者意識全開系アスペで友達ができないこと、ジャンキーで金がないこと

すべて子供に癒しと尻拭いをしてもらおうとワクワクテカテカしています。

毒親の本質は、「偉そうなことは言うが、責任は全然取らない」ということで、

片親で済めばいいですが、普通は衝動的ジャンキーは愛想を尽かされて離婚されます。

つまり、今も仲良く暮らしている毒親は、「ダブル無責任ジャンキー」なんです。

はい、そうです。この世のトップレベルのクズのカップルのところに、

私たちは頼んでもないのに生まれちゃった、

そのせいで気づいたら他の子供と、成長したら他の大人と、まったく価値観が合わなくなってしまったんです。

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ボーダーの「狂った感じ」とは何か?

でも、おかしいと思いませんか? なんで私たち自身は、そんな親の子供なのに、衝動的ジャンキー一色の人生にならなかったのか。

何もかも他人のせいにし、自堕落な生活をし、虐待したくなれば虐待し、愛したければ愛するという衝動的な生活を、私たちはしない。

ただ、「あの嫌な思い出」の香りが少しでも嗅ぎ取れると、脳内でスイッチが入ります。

「ピーポーピーポー! 緊急事態発生! 攻撃に備えよ!」って。

このシステムが獲得されたのは、言語とか世間とか常識とかのずっと前で、

私たちの記憶にもないし、親も悪気はない(でもすごい酷いことをしている)。

だから、私たちがボーダーになった「原因」は永遠に関係者全員の記憶から抹消されているのです。

ここが境界性人格障害を考える上でものすごく大事なポイントです。

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証拠のない密室犯罪としての「子のボーダー化」

なので、一見普通に見える人が、よくよく付き合ってみると「メンヘラ」だった、

ということは普通にあり得ます。

おさらいですが、ボーダーに改造されてしまった過程を、本人も親も覚えていないから。

密室における、完全犯罪に等しいのです。

親が子供の人格を改造し、その事実を認識すると面倒臭いから、忘れているのです。

で、子供がある程度大きくなって、自分の家庭を意識したりするようになると、

無意識に「ピーポーピーポー」とあのサイレン車がやってくるのです。

喫煙者は無意識におっぱいやおしゃぶり代わりにタバコを加えてホッとするように、

慣れ親しんだ「大火事が来るから波長を合わせて生き延びなければ」という

無意識の防衛反応が出てくるわけです。それが特有の激しさにつながります。

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「一見外面が良い」と言われる理由

衝動的で何らかのジャンキーなクズ親が、なぜ「普通の家庭です」という感じでやってこられたと思いますか?

そう、外面がめちゃくちゃ良いからです。

性格診断のビッグファイブでいう、「外向性・社交性」が高いからです。

なので、その子供は本来すくすく育てば、普通に社交的な人、でした。

ですが、おかしな価値観を生まれたばかりの時に刷り込まれていますから、

完全に無意識に「ピーポーピーポー」が、変なタイミングで鳴り始めてしまう。

だから周囲からするとギャップがすごいように感じられてしまうんです。

普段は社交的な人が、突然他人を拒否し、猜疑心を全開にするから。

逆の立場になれば、相手が困惑するのは当事者さんも理解できると思います。

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なぜ自傷行為をしがちなのか

私は物理的トラウマ(頭蓋骨骨折)を負っているので死にたいと思えませんが、

まったく真逆の価値観を自分の中に入れたまま生きるって難しいんです。

<本能の自分> この世はキチガイしかいない、次に殺されるのは自分だ

<大人脳の自分> 親以外の人は結構優しいし、そんなにこの世は悪くないって

全然矛盾する世界を生きていて、可能な限り、この世を信じようとしています。

親に改造された「危機対応専用本能」に抗おうとしていると言えます。

これは心と身体を切り離している状態なので「解離」と呼ばれます。

でもたまには、脳が疲れてしまったり、または解離してボーッとしていると、

「あれ、生きてる? 死んでる? あ、もう親に殺されたかな?」

と訳が分からなくなる時があるんです。

もともと死にたいと思っているタイプは衝動的に死のうとしてしまいます。

死にたくない、本当は生きたい、と思っているタイプは、自傷行為で生存を周囲に確認してもらおうとします。

なぜかって? 私たちの認知の基礎の基礎が改造されたのが、密室だからですよ。

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ボーダーラインの怒りはどこからくるのか?

そうやって密室で犯罪が行われ、親は「俺たちが育ててやってるんだ、尊敬しろ!」と言います。

子供は無力なので、ただ従うしかありません。

両親が衝動性を全開にして楽して生きている前で、

家事を粛々とこなしたり、親のカウンセラーをしたり、喧嘩の仲裁をしたり、

最低なケースでは実の父親の性的欲求の吐口として相手をしてあげたりします。

さらに最悪な場合は、耐えられなくなった家族が自死と言う形で去っていきます。

そうやって自分を犠牲にして、自分を封殺して、せめて学校や社会に適応しようとしている状態です。

本当は、親みたいに完全なジャンキーで、全部他人のせいにして無責任に生きた方が楽だし得なのに、

生まれた時から「こんにちは、赤ちゃん。君がうちの大黒柱だ」と調教されたため、

どうしても「なんとか頑張ろう」と我慢しようとしてしまうのです。

でも、我慢しきれない。なぜか? 親が我慢している姿をみたことがないから。

我慢しようとして、我慢はして、でも最後は「やっぱやってらんねーよ!」とキレてしまいます。

だってそれしか「調教」されていない、サラブレッドなのだから。

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ボーダーの人は、まず真っ先に親を捨てよう

残念なことに、実は、私たちの親は、私たちが生まれた瞬間に、私たちを捨て駒にしました。

使い捨てのカイロみたいに自分の子を利用しようと心に決めました。

親の枠組みの中にいる限り、ボーダーラインさんが救われることは難しいでしょう。

そのためにも、きちんと医師の診断を受け、医師とカウンセラーを信用しましょう。

おそらく障害者手帳や生活保護も希望すれば支給してもらえます。

まずは親に改造されて蹂躙されて狂っている歯車を、数年かけて戻していきましょう。

親元からは物理的に距離を取るべきです。

LINEや電話はブロックです。

転居先を知られたくないと役所の方に言うと、対応してくださいます。

とにかく、生まれた瞬間から、親に良いようにされてきた人生を、リセットする必要があります。

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他人と親を切り離そう 世の中そんなに悪くないから

境界性の人は、親と似たヤバイ人に寄っていってしまいます。

なぜか? ヒナドリは生まれた時に見たものを親だと思うように、

私たちは衝動的なジャンキーさんをみると「これが人間だわ」と感じるようにできています。

だから最初は無理でも、まずは親を捨てて、それからゆっくりと人間関係を整理しましょう。

おそらくいまは、親と同じような衝動的で依存症的な人が周りにいるはずです。

でも、ご自身が親の毒気から解放されていくと、自然にスーッとそういう人から距離を取れるようになります。

これは実際に私が体験したことです。

親元を離れて暮らすようになってから、付き合う人間が変わったのです。

そこからかなり精神的不協和や、アップダウンが減りました。

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ボーダー本人の責任じゃない、消費社会中毒の親のせい

こう書くと、「そうは言ってもボーダーはコミュニティに迷惑をかけてる、ボーダーを見たら関わるな!」と反論するアスペ男性がいますが、

0歳児の時の責任を、一体全体どうやって取れというのでしょうか?

本人を責め続けるというサディスティックな趣味があるなら別ですが、

サディストでないなら、本人のアップダウンを責めるのは症状を悪化させるだけです。

ボーダーさんにとって、衝動的依存症ジャンキー毒親が「当然の常識的家庭」なので、

周囲の人はそこの認識の間違いだけを指摘し、責任論に持ち込まないでください。

繰り返します。

あなたは、0歳児の時に親にされたことの責任を、何の情報も記憶の手がかりもなく、取れますか?

取れる人がいたら多分ノーベル賞ですよ。

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依存症患者より境界性パーソナリティ障害の人の方が人間である

アル中で妻子を殴りまくり、自分の人生の尻拭いも妻子にさせる酷い男はたくさんいます。

仕事★仕事★出世・:*+.\(( °ω° ))/.:+ と仕事ジャンキーで家庭でDVモラハラの限りを尽くし、一日中ドーパミン出しまくった男たちもたくさんいます。

後者はプロジェクトXに出たりなんかして、社会的に成功者なんて言われたりして、

世の男たちはみんなそこを目指してしゃかりきになって子供をいじめます。

トロフィーワイフたちは、愛されていないけれど顔がキレイだというだけの理由で家庭に閉じ込められ、

結婚してみたら相手もジャンキー、自分も依存症、で、当然ながら子供をフルボッコにしました。

その犠牲となった子供が、境界性パーソナリティ障害の人です。

彼らが「仕事」「消費」「モテ」「三高」の裏で子供に責任を取らせていた「密室完全犯罪」を知った今、

さあ、この歪んだ社会の縮図である境界性パーソナリティ障害の人がしめす

「狂ったような、発狂したような感じ」

をどう見ますか? 当事者の方はどう思いますか?

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衝動性の先に答えがある

ちょっとおかしな話に聞こえるかもしれませんが、私たちはパーソナリティ障害で止まっています。

本来は、覚醒剤中毒とか、暴力事件の加害者とか、万引き常習犯とかで、刑務所にいるはずです。

だって両親は生粋の衝動的刺激中毒依存症なのだから。

遺伝子レベルではウルトラ超ジャンキーですよ。

でも私たちは一応なんとか普通に生きようとしている。

それって十分、自分を褒めて良いことなんですよ。もう十分おかしな世界を生き切りました。

私たちには衝動性をある程度抑える能力が、後天的な努力で備わっています。

それを大切に大切に育てていけば、平和な生活は手に入れることができます。

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実家と似たところにさえ近づかなければ安定できる

以前の記事でも少し書きましたが、親と似た人を、友人やパートナーにしないことです。

無意識に記憶のフラッシュバックが起きて、また本意でないのに「狂った感じ」になってしまうから。

そうすると自責の念にかられてしまいます。

とにかく、自分の幼少期にそばにいた人と真逆の人のことを、「もっと知りたい」と興味を持ってください。

すぐ好意をいだいたり、行為に走りがちですが、そこはちょっと待って。

またおかしな人に引きずり込まれるリスクがあるので、衝動性を抑えて、冷静に。

「知りたい」というのは、遠くから観察し、あれこれ想像してみて、

たまに会った時に本人の話を引き出す、という「好奇心」レベルのものです。

ボーダーラインの人は男女共に無茶苦茶な育てられ方をしたせいで、

身体感覚や身体距離が狂ってしまうケースが多いとされています。そこだけ注意です。

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自分を責めることは今すぐやめる

私は猛烈に自分を責めて責めて責めて責めて……死ぬ一歩手前まで責めまくりました。

鬱になってもまだ自分が許せなくて責めて責めて責めまくりました。

でも、親に過去の日記を全部出させて、写真とかも出させて、母子手帳も没収して、

やっとこの自責無限ループの正体が、親の怠慢に原因があったことに気付きました。

親が自分の怠慢を認めず隠し通そうとしたがために、30年も苦しめられた。

何度でも言います。0歳の時の責任を取ることは、誰にもできません。

でも、今生きている私の責任なら、取れます。

かつての「自責」は、矛盾との葛藤だったと今は分かります。

自分を責めているエネルギーと時間があれば、親と決別すべくテキパキと行動してください。

怒り・悲しみ・悔しさ・不安は、最大の行動力のガソリンですよ。

くじけずに頑張りましょう、一緒に。一人じゃないです。

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目指すところは 自立・自律

私たちは、超衝動的な親をなんとか支え切ってきました。

もう十分なんです。だから依存や共依存や責任から自由になりましょう。

自分が好きだから、一緒にいる。

自分が楽だから、これをする。

自分が自立しているから、仕事をする。

常識だからとか、年齢的にとか、そういうのは一回やめましょう。

目指すゴールは本当の自立です。その道のりは長く、最低1年はかかります。

でも安心して。毎日ちょっとずつ自分が楽になっていきます。確実に。

毎日ちょこちょこ達成感があるっていいですよ!

1年くらい無職でも良いじゃないですか。自立すれば友達も家族も寄ってきます。

でも順番を間違えないで。

まずは自責をやめ、親と距離を取ること。

適切に親に対して怒りを発すること。

最後に自立に向けて着実に行動し、行動した自分を毎日褒めること。

小さなことです。でも1年続ければ、絶対成果が出ます。行動あるのみです。

 

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