「治らない病」克服日記

夜明けのすべてーーもう怒らない、逃げない、他人のせいにしない

「治らない病」克服日記
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秋の夜更。深夜残業。さっき仕事が終わって読書し終わったところ。

そういえば昔も深夜まで勉強して、

それからこうやってブログを書いていたのだった。

今日のこれは私の夜と夜明けと読書日記。

夜明けのすべて

 

今日も自己愛憤怒を投げつけられた。

私に何の咎もない案件で何度も何度も繰り返し面罵された。

まあ、気持ちの良いものではない。

 

でも私には、立派な肩書きの男性の心の叫びが聞こえた。

 

「ママ、ぼく、こんなにがんばっているんだよ?」

「パパ、見てよ! 見てくれなきゃ、怒るんだから!」

 

きっと彼は私の倍近く生きてきて、

ずっとずっとパパママに認められたかったんだ。

でもどんなにがんばっても、彼のパパママは満足を知らなかった。

だから彼は今も夢の世界にいる。

誰かに認められたいっていうユートピアにいるピーターパン。

 

 

私はアラサーで抜け出せて良かったなあって思う。

あんなの一生やってたら、恋人にも家族にも、もちろん会社の仲間にも嫌われる。

みんなに嫌われて裸の王様で、余生をただ怒りを撒き散らして生きる。

自己愛性パーソナリティ障害、ちゃんと克服できて本当に良かった。

 

いま数名の自己愛性パーソナリティ障害の友達のケアに携わらせてもらっている。

なかなか自己愛パラダイム=親に認めて欲しい症候群から抜けるのは難しい。

私だってそう。

親が死んでやっと洗脳から自由になったんだから、難しくって当然。

 

 

私はただ、身の回りの人で自己愛に逃げそうな人がいたら助けるだけ。

先日もご新規さまのHSP男子にポリヴェーガル理論をお伝えしてきた。

「味覚とか嗅覚とか、あと呼吸に意識を向けるとリラックスできて眠れますよ」

とか難しいこと言わないように言わないように伝道してる。

いつかこの国から可哀想な自己愛憤怒が駆逐されるまで、

私は地道にリアルPTGを布教していくんだ。

 

大手を振って

「はあ。私は超ド級メンヘラですが、自分の感情くらい自分で処理できる大人ですよ」

と実感しながらコミュニケーションできるのは爽快です。

昔の自己愛憤怒していた頃の私は

「もう! 私は普通で仕事できる系で居たいのに、頭が働かない! くそっ!」

って自分に怒りまくっていました。

 

いまは理不尽なことには正当に怒りますが、

自己愛憤怒みたいにしつこく何度も何度も相手を拘束してまで

汚物を撒き散らすことは絶対にありません。

あっさり怒ってすぐにご機嫌。引きずらない。

しかも滅多に怒りませんよ。

よほど相手がしつこい時に話を切り上げちゃうくらいで。

 

 

私のことを裏で怖いキチガイだと思っている人も居るかもしれませんが、

その人はその程度の器しかない、その程度の知的能力しかない人なので、

もうキッパリ見切りをつけることにしました。

みんなに認められたい、みんなに良い顔したい、もう全然思いませんね。

 

一緒にいてホッとする人とだけ深く付き合えば良いし、

誰でも何でもかんでも信頼すれば良いってもんじゃない。

その匙加減が、この歳でようやく分かってきた気がします。

 

 

メンヘラ同志の方へ朗報です!!!

メンヘラは、自分がメンヘラだと気づいた時点でもう半分勝利しています。

が、上述の通り、自覚のないメンヘラは社会の汚物でしかありません。

入り口の名前はなんでもいいんです。

HSPでも。

メンヘラワールドに安住せず、ぬるま湯から滝壺に飛び込む勇気さえあれば。

見えている世界ならば、いつでもどんなときでも変えることができる。

私はこの半年間でそれを学んだんだと思います。

 

メンヘラというスティグマを恐れない人ってカッコいいと思うんですよね。

 

「神聖かまってちゃん」のボーカル・ギタリストで作詞作曲してる

「の子」さんなんて、メンズなのにボーダー(境界性パーソナリティ障害)を

カミングアウトしてるって天才すぎませんか?

ボーダーって言ったらメンヘラ界を極めたゴッド的ポジションです。

それを、「神聖」な「かまってちゃん」だと!!! もう最強すぎて。

だから彼らの曲は最高にクールでいつもカッコいい。

私もボダ子が出てきたときは、堂々と

「神聖なかまってちゃんだから」って言うことにしてます( ´ ▽ ` )

鈴木瑛美子×亀田誠治「フロントメモリー」映画「恋は雨上がりのように」主題歌

 

本屋大賞作家の瀬尾まいこさんも、パニック障害を公表され、

ご自身の闘病体験とPMS(と多分、憶測ですがトラウマ体質からくる解離性障害による解離性遁走とヒステリー)をもとに

『夜明けのすべて』という小説を書かれていて、発売日当日に早速読了しました!

レミゼラブルくらいの悲劇じゃないと小説に共感できない私でも、

主人公と山添くん、二人のほどよい距離感を心の底から応援していました。

「メンヘラ当事者の方に絶対読んで欲しい小説」圧倒的ナンバーワン更新です。

 

瀬尾まいこ先生、ご病気が快癒されますように★

私レベルで8割治せたんだからきっと治るはずだ……!

遠くから勝手に慈悲の瞑想することをお許しくださいっっ!

 

 

そんなすごい人たちが自分の「メンヘラ」を公表して

堂々と「健常者」と同じ土俵で戦っている。

すごく勇気が湧くし、私なんてまだまだできることいっぱいあるなって思える。

 

これまではジャニーズタレントとか一部の遠い人がカミングアウトする印象でしたが、

瀬尾さんのような優しげで才能と実力にも恵まれた方がカミングアウトしてくださると、

正直、同じ病気の人間としてはすごくやりやすいです。

素敵な本を世に出して下さっただけでなく、

パニック障害の印象も良くしてくださって本当にありがとうございます。

 

 

 

もう怒る必要はない。

逃げる必要も、隠れる必要もない。

私たちは堂々とリングに上がり、

堂々と「我はメンヘラなり」と名乗りを上げ、

真正面から正々堂々と戦いを挑む。

そこにきっと「夜明けのすべて」がある。

いまは私もそう思える。

 

一人じゃないよ。

メンヘラ、イズ、エブリウェア。

イッツ、トゥルー。

ユー、アー、ノット、アローン。

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