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「治らない病」克服日記愛着障害(D型 無秩序型、不安+回避)解離解離性同一性障害(多重人格)

複雑性PTSD状態なアラサー多重人格女の、リアルな生きづらさ

「治らない病」克服日記
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某上級国民様が「複雑性PTSDだからご結婚が必要」ということで、

にわかにこの病気が知られるようになったかと思います。

私は和田先生と同じ意見ですが、まあ他人様の症状についてあれこれ言うのは野暮ですから、

今日は嘘や偽りや「盛り」の必要ゼロの一般人のリアルボイスを描きたいと思います。

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人間関係のキモが分からない、完全な人間不信

これ見てくれているリアル友達もいるのでビックリされそうですが……。

私という人間の辞書に「信頼」「安心」という言葉はございません。

これは生まれた時から「存在していなかった」「獲得し損ねた」という感じなので、

信頼や安心が存在していなくても社会には適応しています。

友達もいるし、会社員生活もしているし、良いパートナーにも恵まれている。

じゃあそこに「信頼や安心」があるかと言うと、NOです。

別に信頼も安心もなくても社会生活は送れます。

じゃあ何に困っているかと言うと、相互扶助という関係を結ぶことができません。

たくさんの友達がいますが、基本的に「私が助ける人間関係」以外は築けません。

私は友達を助けらるけれど、周囲は私を助けることは絶対にできないと言うことです。

その友達・パートナーがどれほど善良で親切であっても、受け取り手である私が

「狼少女」ばりに人間不信なので、差し伸べていただいた手を絶対に取れないからです。

これは本当に悩ましいんですよね。

周りにいる方は本当にいい人が多いので、彼ら彼女らを信じてみたいんですけど、

そもそも0〜5歳までで親と信頼関係を築き損ねたため、やろうとしても分からないんです。

つまり「友達は私のこと何にもわかってくれない!!」みたいな被害者意識は皆無で、

むしろ「私はもっとみんなと心を結びたいけど、やったことなくて分からない( ゚д゚) ごめん……」という状態。

なので、結婚だの出産だの「人と人とがより強く結びつく」方向の決断はとてもできません。

そもそも人間と一緒にいるのがかなりストレスですから……。

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神経系が「生きるか、死ぬか」に戻りがち

第一次虐待期:0〜1歳(ネグレクト、監禁、食事を与えない、発熱を放置するなど)

第二次虐待期:3歳〜 (親子逆転、物理的虐待、精神的虐待、ネグレクト)

を経て、解離性同一性障害(多重人格)になったわけですが、特段親を恨んではいません。

以前書いたように、父はもう死んでいるし、母はサイコパス入っているので

「言っても無駄」「望んでも無駄」とかなり小さい頃に人間関係の大事なことを諦めてしまいました。

「もう死ぬってレベルでも助けてくれないから、もう共感とかいいから放っておいてほしい」と思っていたんだと思います。

それで30年以上「家庭生活」してきたので、本来休息するはずの場所で鬼のように気を張り詰めてました。

本来危険が多いはずの外ではリラックスして楽しんで、

本来休むべき家ではスーパーサイヤ人ですか!?ってくらい戦闘モードでした。

多分家庭問題由来のサバイバーさんってみんなそうだと思います。

人間不信の原因は、多分これです。

親密圏に対して圧倒的に不信感があり、緊張感があるんですね。

友人・知人・職場の人くらい遠ければリラックス出来るけれど、

もっと親密な関係に入ってこられると「殺される?」という疑問が自然に湧きます。

これまでお付き合いした方には、しょっちゅう私が

「ねえ、その行動は私を殺そうとしているよね? 殺さないでもらえますか?」

という質問をしまくり、メンヘラを通り越して狂気を感じさせてしまいましたが、

人間とはどんな生き物か?を学ぶべき幼少期に繰り返しいろんな人から殺されかけたため、

「半径30センチ以内に近づいてくる人=殺人鬼かもしれない」

と無条件反射で警戒してしまうんです。

私は愚痴や不平不満は滅多に言いません。人の悪口はほぼ言ったことがありません。

他人にあまり関心がないので、誰かを嫌いになることは周りの女友達にくらべると非常にレアケースです。

ただ、「敵」だと思った人は、社会的に殺そうと一直線に行動します。

不平不満や愚痴というクッションがなく、実力行使で消しに行ってしまうんですよね。

そんな「敵」は人生で数人しか居ませんが……かなり極端だなあと感じています。

複雑性PTSDの人に人間不信や感情の混乱が見られるのは、

このように他人に繰り返し殺されかけた経験があるからではないかと思います。

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人生にプラスに働く多重人格もある!

いま冷静に振り返ると、私は小さい頃から明からさまに多重人格でした。

たくさんの友達、パートナーに「キャラブレが激しすぎる」とは言われてましたけど

もちろん鈍感なうちの両親は一ミリも気づいていませんでした。

ただ、記憶がある程度保たれたタイプだったこと、

キャラ間のブレ(年齢や性別や国籍)が少なかったことから、

なんと誰にもバレずにここまで来てしまったのでした。

殺されかける経験をするたびに、おそらくは悲しみや恐怖を感じたくなくて、

乳幼児にできる唯一の防衛手段として人格を増やして対応したものと思われます。

通っているクリニックでは「5歳くらいまでに解離は獲得されるようだ」と言われたので、

多分小学校に上がって以降に体験した「死ぬかも体験」では、 DIDにはならないようです。

この診断が降りた時は、正直言ってギョッとしました。

けど、それを受け容れて、認めて、各人格の持つ悲しみや恐怖を理解していくと、

分裂できるって案外便利なんですよ!

面白おかしく言うと、赤ちゃんの自分や小学生の自分がまるごと冷凍保存されているんです。

自分がどんな子供だったのかなんて、普通の大人は知ることも出来ないわけですが

私にはその時点その時点で凍りついて別働隊に回った私が存在し、

それぞれ得意な場面でヒョっと現れて自分の人生に役立っています。

真面目に言いますと、悲しんだり妬んだり僻んだり不平不満や悪口に時間を費やしてこなかったので、

周りの同年代よりはかなり最短距離で色々達成できている感じはします。

!!それが良いとは一言たりとも言うつもりはありません。普通に安心と信頼を理解して、友達と何時間も愚痴電話できるほうが明らかに健全です!!

人間らしさは極めて薄い、けど人間らしい人格もいるので出るところでは出てくる、

だから全体としてはなんとなく社会に適応できてしまった、というのが私のケースで、

実は「結果論、あまり困ってない」から診断に結びついていない隠れ多重人格さんはかなり多いんじゃ無いかって思っています。

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5歳までの「死ぬような体験」の繰り返しが、複雑性 PTSD症状と解離性同一性障害の生みの親

ということで今回のまとめです。

複雑性PTSDとは、自分ではどうしようもない状況で、繰り返し死ぬような思いをすることで生じる症状。感情混乱や人間不信、自律神経症状など。

解離性同一性障害とは、それがおおよそ5歳以下であったとき、体質や家庭環境に応じて幼児が自己防衛のために獲得する隠しコマンド。

この二つは、私が調べた限りではセットで現れる人も多いかと思います。

基本的に非常に強い人間不信が伴いますが、それによって根暗っぽくなるか、明るくなるかは人次第。

多くの人が想像するシリアルキラーソシオパスみたいなやたらと攻撃的な人もいるでしょうが、

友達も多くて明るい普通の人テイストだけど多重人格で複雑性PTSD、というのは有り得ます。

解離性同一性障害って、治療薬もないし、カウンセリングのガイドラインも定まっていません。

今後はそんな奇病であるDIDを、私がどうやって丸く納めていったのか、治療方法について書いていきたいと思います。

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