最近だんだん調子は良くなってきているものの、やはりうちのサイコパス母親を思い出すだけで体が虚脱します。
要するに重い鬱みたいになってしまうんです。
思い出したくもない母親ですが、検索できてくださる方は結構な割合で「サイコパス 母親」で検索しているようなので
私のような被害者を増やさないために、その卑劣な手口を書き残しておこうと思います。
少しでも「サイコパス毒親と戦っても勝ち目が見当たらない」不幸な被害者の方に届きますように!
不審度20% 父が死んで本性を表したサイコパス母親
サイコパスがどのような人かの説明は他様に譲り、ここではうちの毒親の言行で特徴的なものを載せていきます。
一応要点だけ書きますと、サイコパスはそもそも非常にズル賢く、損得の計算が得意で、他人の不幸や傷つきなどに関心がありません。
自分が考えうる限り最大限ラクが出来て、金に困っていない状態であれば、サイコパスは牙を隠して現状を維持しようとしてきます。
しかし、左うちわ生活に危機が訪れると、「普通の人ごっこ」は突然に終わります。
サイコパスの本性が丸出し・むき出しになるので十分にご注意してください。
では、サイコパス言行録、スタート!
余命5日の父に対して
「私は夫のトイレの介助をするために生まれたんじゃない! 絶対に嫌だ!」
まずここで「ん?これは?相当ヤベーな」と思いました。
彼女がしたいのは「ラブラブ夫婦ごっこ」であって、その彼氏(本当は夫だけど)のトイレ介助はその範疇にないわけです。
父はもうほとんど死人状態だったので怒ってませんでしたが……。
アイドルと見紛う美貌の女と結婚した末路が「死の直前でもお前の世話は嫌」とは……。
男性のみなさん、女性は顔ではなく中身と優しさで選んでくださいね。マジで。
はい、次です。
そしてその翌日には最後の入院をし、そのまま予定通り病室で息を引き取ったのですが
夫の死の直後
「こんなに早く死ぬと思わなかった!葬儀の手配なんて悲しくて出来ない!(つまり娘のお前がやれ!)」
母はずっと泣き続けました。
病院の方からはできる限り即退室を求められていましたが、聞いていない感じでした。
誰かは退室の手続きと葬儀の手続きをしなければならない、それは流石に知っていると思うのですが
そばにいた叔母(父の姉妹)も一切の事務手続きをする気はないようでした。
サイコパスの特徴に「無責任」があります。この話はまさしくその象徴的なエピソードです。
ええ、もちろん、私が指揮官になって病院の精算・会社への報告・葬儀の手配、すべて一人で手配しました。
でもまあここまではまだ不信感20%くらいだったんです。
本当のサイコパス本領発揮はここからですよ!
不審度50% 美味しいところは確実に持っていくが、普段は弱者を装うサイコパス
ーー父が死ぬまでは頑張るんだ!
遅くとも5歳までに私が自分に対して立てた誓いです。
誰のためでもなく自分への約束として、父を火葬する瞬間まで気丈に頑張りました。
が、そこで、不審度が50%まで引き上がることが起きました。
通夜・告別式で、自分は娘に指示されるがままやっていただけなのに、喪主挨拶ではドヤ顔をしている(娘は何もしていません、最初から私一人が喪主です風)
我が家の葬儀は業者選定から受付業務までほぼほぼ娘が主導して行っていました。
母親が担ったのは親戚に電話する、泣き喚く、くらいですね。
それくらい「わたしって頼りない母親なの、よろしくね」を貫いていたんです。
しかーし! サイコパスは注目や称賛や共感や同情によって得られるドーパミンが大好き!
それまでは娘の袖を掴んでメソメソし、挨拶などもままならなそうだったのに
喪主挨拶になったら突然朗々と喋り出したんです。
これは女サイコパスあるあるかもしれません。女友達でも結構見ましたから。
「わたし弱いの」モードと「美味しいところはしっかりもらう」モードの切り替わりの鬼早い人っていますよね。
その時、私は確信しました。この女はやはりタダものではない、と。
不審度80% 相続の話になると冷静な出来女なサイコパス女鬼
葬儀が終わると、それまで気を張って「一家の大黒柱」兼「見取り家さん」をしてきた私は疲れ果てて機能を停止しました。
自分との約束も30年以上かかるという想定外の長丁場だったけど、ちゃんと果たせた。
その安心感もあって、ほんの少しの時間で良いから休みたかったのです。
がん告知、闘病、看取り、葬儀、すべての意思決定や判断は娘に託していたのだから
今度は母親に頼ってみたいという気持ちもありました。
が、それがわたしの人生で最大の判断ミスに繋がったのです……。
そう、親の口車に乗せられて、相続放棄をしてしまったのです。
法律に詳しくない方のために簡単に説明すると、一人っ子の場合は父親の遺産の半分がもらえます。
ただしある一定額以上だと相続税が発生するので、税金対策のために相続放棄というシステムが用意されているんです。
サイコパス「税金がかかっちゃうみたいだから、相続放棄っている選択肢もあるみたいなの。どうしよう?」
私「うつで頭が働かないから、お母さんに任せるね」
サイコパス「じゃあ相続放棄にするね」
私「(税金対策で放棄するのであって、一円も渡さないなんてことはさすがに無いよね?)」
みなさまは実母から相続放棄を提案されて、リアルに一円も子供に渡したくないなんて想像できるでしょうか?
しかも娘は障害者で、当時は寝たきりで、治る見込みも無かったわけです。
が、サイコパスは何枚も上手です。私に一円も渡す気が無かったことが後々判明していきます。
ちなみにこれを想定していたのかは不明ですが、父の遺言状には娘にも相続させるよう書いてありました。
まあサイコパスにしたらそんなことは知ったことではないんでしょう。
私は本当に鬱のどん底にいたため何も考えることができず、言われるがままに書類にサインをしてしまったのでした。
なお、あとからわかったことですが、うちの財産は大したことなかったので、実際はほぼ無税で相続が出来たんです。
相続放棄するようなご家庭って、いわゆる億万長者クラスなんですよね……。
これはもう「ハメられた」としか言いようがなく、悪事をはたらいてもポーカーフェイスで被害者ヅラできるサイコパスに完敗してしまったのでした。
不審度90% 母娘の二人旅、しかし話題がない
父が死んでから病状は日に日に悪くなりました。
ただの双極性障害ならばこんなに悪くなる理由もわからないくらい悪くて、
結局はTMSを受けるまで1年以上、ほぼ寝たきりの生活が続きました。
その当時は今ほど複雑性PTSDという病気が有名ではなかったので(苦笑)。
うつには冷えや血行不良が大きく関わっていることから、温泉で療養することを思いつき、母も同行することになったのです。
が、会話が続かないんです。どう続かないかというと、彼女から私への質問が皆無、キャッチボールではなかったのです。
私「お母さんはこれからどうやって資産防衛するの?」
サイコパス「うちの家系長生きだから、たぶん100歳まで生きると思うの。なるべく残してあげたいけど、お父さんの遺産じゃとても足りないわね」
私「(え、全部ひとりで使い切る計算だったのか)じゃあ、働いたら?まだ若いんだし」
サイコパス「それは無理」
私「働くと友達もできるし、人の役に立っているのは良いことだよ」
サイコパス「………」
この会話は強く印象に残っています。短い紹介ですが、私が一方的なインタビュアーになっていることが分かりますでしょうか?
むしろ親子が逆転し過ぎていて笑っちゃいますね。
コーチングの世界ではこのような会話を「ヒーローインタビュー」と言います。
適切で優しい質問に答えて自分語りをすると、脳内で快楽物質ドーパミンが大量に出ることが知られています。
一方で質問する側は(池上彰さんじゃないけど)結構頭を使わないと、的が外れたり相手が不愉快になったりするので大変です。
それぞれの立場を入れ替えて、話す楽しさと質問の難しさを理解するトレーニングです。
コミュ障の人は一方的に演説しがち、というのはこういう理由なんですね。
それはさておき、ここに至ってやっと気づいたんです。
私って30年以上、両親(とくに母親)の無料カウンセラーだったんだ!
母親は私に相談乗ってもらって当然、責任とってもらって当然、楽しいことを運んできてもらって当然だと思ってるんだ!
これは世に言う毒親そのものなんじゃないか!
いま病気で復職できるかかなり怪しいというのに、この健康そのものの女は父の遺産で私を助ける気はないんだ!
心はすっかり親色に洗脳し、金はビタ一文渡さず、永遠に都合のいい女でいてほしい
これが彼女の本心であることに、数々の怪しい発言を受けてやっと気づいた。
遅すぎたけれどここから少しずつ証拠固めが始まっていきます。
不審度100% 動かぬ虐待の証拠と、なにも感じていないサイコパス
さあ、この「事件」がこのブログ誕生の直接のきっかけになったものです。
これまでも何回か書いていますが、サイコパスの特徴が非常に端的にわかるのでお伝えしますね。
まず、鬱が酷すぎて復職期限が限界になりそうだったため、医師に頼み込んでTMS治療を受けることになりました。
頭に装置をつけるんですが、その時に何十年も忘れていた額の傷のことをふと思い出したんです。
触ろうとすると全身が総毛だって、体の芯から気持ち悪い感じがして、考えることもできなくなる。
すでに精神医学や心理学の知識を増やしていたため、「これはもしやPTSDなのではないか?」と思ったのです。
でも、本人には30年前の傷についてなんの記憶の手がかりもない。
また、自分の症状が愛着障害そのものであることにも気づき、母親に疑問をぶつけることにしたのです。
偶然、母親は詳細な育児日記をつけており、そのページをめくって衝撃を受けました……
・0歳 夜泣きがひどいためトイレに入れる。夜中に様子を見にいくとお菓子を欲しがる。お菓子は体に悪いので拒否する
・0歳 夫の入院のため親戚の家に預ける。次は祖父母の家に預ける(のちに母親の顔を忘れたのか?との記述あり)
・3歳 保育園で怪我をする。先生に大ごとにして申し訳ないと謝罪する
・4歳 いくら言っても片付けが出来ないので躾を行う
このノートを見せながら、サイコパスは「ほら、こんなに細かく書くほど愛してたの」と言い募りました。
要約すると、乳幼児であった娘の要求は「あくまでも親の判断で」受け入れたり拒否したりし、少なくとも日常的に食事を抜く虐待を行なっていた。
愛着形成に一番重要な時期に親戚をたらい回しにしたことで、親子の情愛を築き損ねた。
娘の発達段階にそぐわない課題を押し付け、できないと容赦無く体罰を与えた。
なお、母は子供時代に昆虫・爬虫類・ペットの犬に対して虐待行為していたことを常々自慢しているような人間であり、
その辺からもサイコパスとしての一貫性(?)がうかがわれるんですよね。
この時点で黒が確定、そこからはうちのパートナーにすべてを打ち明け、母親にはバレないよう隠密活動をしています。
とどめの一撃 不愉快なのは全部娘のせいだ!
このサイトをご覧いただくと、あまりに母親の扱いが酷くて管理人は人もどきなのでは?と思われそうですが、こういう積み重ねでそうなってしまったんです。
父が亡くなってからもサイコパスの浪費は加速していきます。
プレゼント攻撃 自分の金じゃないと思って人に「ありがとう」を言われるために送りつけまくる
利己的なサイコパスですが、実は面倒臭いという気持ちがかなり強いので、モノや金で解決できるならそちらを選んだりします。
なんだか知らないがしょっちゅう百貨店に行って、あちらこちらにギフトセットを送りまくっていました。そして
サイコパスは体を撫でてもらうのだが大好き!若い男(女)が大好き!だからジムと整体が大好き!
あんまり綺麗な言葉じゃないですが、受付嬢をキャバクラ扱いする中高年男性と同じように、若くてイケメンな整体師さんに週3ペースで通い出したのです。
更に、イケメンマッチョインストラクターが手取り足取り教えてくれる個人レッスンにもフル参加。
週に最低でもイケメンのために1万円は豪遊している姿を見て、徐々に「私にはお金をくれず、私はこのまま退職かもしれないのに、この人は何も考えていない」と気づいてしまいました。
イケメンのおっかけが悪いとは言いませんが、会社を解雇されるかもしれない障害者の娘からすると気持ちが良く無いということです。さらに、
「ま、いっか」と言って高級食材とデパート惣菜とスイーツを買いまくり、月の出費が20万円越え(持ち家なので住居費は除いてです)
父が死んだ直後から大型冷蔵庫・超大型テレビ・洗濯機・水回りリフォームと買い物パラダイス状態
美容院も1回2万円を年3回以上と、父との「年金ダブルインカム」時代から金遣いは変わらず
うーん、もういよいよ娘のことなんて何も考えてませんね。
買い物すると店員さんに優しくしていただけてお客さま気分味わえることでドーパミンが出ますし、
最新家電を家に入れると気分が上がってまたドーパミンが出ます。
さすがに気になって「そんなに使って大丈夫?(私の分は?)」と聞いたところ、
お父さんの財産を100歳までで割ると、これくらいは使って大丈夫なのよ(笑顔)
と言われましたが、娘は10年以上のオンボロ洗濯機・冷蔵庫にテレビはスマホなので、ここでも心はどんどん離れました。
極め付けは、あまりの浪費ぶりに私が苦言を呈した後の、サイコパス特有の「他責病」が発症した時のことでした。
(激昂して)あんたがやれっていうから手続きしてるのに、できないじゃないか!代わりにやれ!いますぐこっちに来い!おまえが調べて報告しろ!
と先約のある私に電話口で怒鳴り散らした事件。
ええ、認知症ではありません。こういう生き物なんです。
この瞬間、私は圧倒的な事実に気づき、後日それを本人に指摘しました。
私って生物学的にはこの人の娘だけど、社会的実際的にはこの人の親だったんだ、ずっと。
やめなきゃ。私はこの人の親なんて嫌だ。
このままじゃ一生この人の尻拭いとご機嫌取りだけさせられる。
金は最悪自分で稼ごう。
私には私の人生がある、邪魔はさせない。
親子逆転を伝えた時、彼女はあっさりと「そうかも?わたしって依存的だし」と言いました。
この人は困っていない、だから絶対に変わらない、このままボケて死ぬだけなんだ
そのことを明確に悟った瞬間でした。
サイコパスとの訣別 脱洗脳と逆洗脳
ずっと不思議だったことは、小学生時代から私は洗脳テクニックを使いこなしていたことです。
当時はあるカルト教団が話題を攫っていて洗脳についての話題が多かったんですよね。
うちは父が自己愛性パーソナリティ障害(疑い)、母がサイコパス×自己愛性パーソナリティ障害(カウンセラーさん見立て)なので、
もう洗脳合戦みたいな家庭だったってことが最近わかりました。もうギャグです(笑)。
父が死に、母の本性を知り、そもそも洗脳テクを知っていた私はあっという間に脱洗脳しました。
その時お世話になったのは<毒親カウンセラー様><カウンセラー様3名>です。
我が家あるあるを語ると、カウンセラーの先生の顔が怒りで歪むんです。
みんなそうかと思っていたし、親は「うちは普通だ!超一般中流家庭だ!」と喚いていたので、
ネタとして話していても優しい先生方はきちんと一緒に怒ってくださった。
サイコパスとサイコパスもどきに育てられた私は、30過ぎて初めて「心のある大人」と出会い、ちゃんと変われました。
だから親がサイコパスや、親が自己愛という「親ガチャ外れ組」のみなさまも、絶対諦めないで欲しいんです。
私たちは親というサンプル2に外れてしまったけれど、世の中には「心が存在する大人」は結構多いんです、信じられないけど(苦笑)。
いまはお金を取り返すために色々な制度を調べて今も戦っている最中です(障害者はいつ働けなくなるか不安なので、一応もらっておきたい)。
もうあのサイコパスがどこで死のうが正直どうだっていい、くらいには境界線(バウンダリー)を引けるようになっています。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
realPTG的 サイコパス対処法
気づいたその日がスタート!さあ逃げよう!後悔しないために!
世の中には涙が出るほど誠実で優しい人はいる!その人に出会うために時間とお金を使おう!絶対に変わることができる!
コメント