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「治らない病」克服日記

【現役子供世代へ】毒親の面倒を見ても不幸になるだけだからマジでやめとけ!!!!

「治らない病」克服日記
この記事は約12分で読めます。
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今回は、自分が子供時代に味わった苦痛が、大人になって何の利益にもならなくて苦しいという話。

そしてそれを現役子供世代に向けて伝えたいというメッセージ編です。

このネタは既出も既出なのですが、最近YouTubeの「2ちゃんまとめ」動画で

モラハラ夫(エネ夫)たちの動画をラジオ代わりに聴いていて書きたくなりました。

あの「何時間も話し合ったのに、開始1分から何も深まっていない日がずっと続く」

という苦痛を思い出すと胸が苦しくて苦しくて堪らなくなりました。

モラハラ気質のご家族をお持ちの方なら絶対分かってくださいますよね。

ただ言葉尻だけを捉えられ、その弁明をさせられ、それが毎日続く苦痛。

こちらは誠心誠意会話をしようとしているのに、どんどん人間が嫌いになっていく感じ。

おそらく今この瞬間も、ステイホームで毒親から逃げられない子供達が、かつての私と同じ苦痛を味わっていると思うと堪らなくなって筆を取りました。

最初は自分の体験談から毒親あるあるを語り、後半で現役子供達へのメッセージを書きます。

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テンプレみたいに同じ動きをするモラハラたち

私が幼い頃は「ハラスメント」という言葉はありませんでした。

なんなら「心理的虐待」という言葉も一般にはなく、虐待といえば熱湯をかけるとか包丁を振り回すというレベルのものだけでした。

そう考えると、家族の異常性を簡単に認識できる現代は素晴らしいの一言です!

小さい頃から私は親と会話が噛み合った経験がありませんでした(特に母親)。

母親というのは大体ヒステリックで感情優位な生き物ではありますが、にしても、でした。

それは常に述べている通り、彼女が自己愛的でモラハラ体質だったからに他なりません。

一般的に夫婦間のモラハラだけが問題になりがちなんですが、実はモラハラ親を持った子供は究極の二択をせざるを得ないんです。

・親の言っていることが理解不能なので、親と同じレベルに落ちる

・親とは会話が通じなくても良いように外の世界でガムシャラに頑張って早く独り立ちする

お察しの通り、前者は真正モラハラとして大人になると加害者として生きていきます。

後者は嫌だ嫌だと思いつつもモラハラ的な人になびいたり、やっぱりダメだと悩んだりしながら、どちらかというと被害者として生きていきます。

といっても0か100かじゃない、というのがこのポイントです!

私の場合だと、20ー80で後者が強いかな、でも2割は親に合わせて自己洗脳したかな?という感じです。

だからモラハラ技術は当たり前のように使いこなせるし、彼らのやり口や理屈もなんとなくは分かっているので、友人にそういう人が寄ってきやすいんです。

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アスぺ+自己愛=容赦のない無限マウント地獄

あえてアスぺ、と書きますが、自閉傾向がグレーゾーンで知的に問題がない人のことです。

自閉傾向が一定レベルを超えると、本人が自覚したくなくてもすごく指摘されるために嫌でも「療育」がはじまります。

大人になって「療育」「治療」に取り組む方もたくさんいらっしゃいまして、そういう方はご自身をきちんとASD患者であると自認されます。

ここで言いたいのは「あー、あの人ね、アスぺよね」と周りはみんな思っていても本人は意気揚々と「自分スゲー、でも内心自信ネー」と思っている人たちのことです。

たまにありませんか。

相手がとにかく自分の言葉の中の一部にばかり返事をして、それも刺々しく上から目線で非を指摘するような内容であること。たとえば・・・

「明日雷の予報かもしれないって!やだなあ、自転車で行きたかったのに」

「天気予報なんて当たらない。予報なんて明日の時点になったら変わる」

「いや、そういうことじゃなくてね。バスで行くと本数が少なくて嫌だわ」

「あなたはいつもギリギリに行動するからそういう目に遭うの。1時間前行動すればなんの問題もないでしょう」

「それはおっしゃる通りだよ。けどそんな大袈裟な話してないよ」

みたいなことですね。いっくらでも例は作れるのが悲しい。

本人にイジメの自覚もなくて、こういう喋り方しか出来ない人がいるんですよね。

私もそれ、出来ます(笑)。なんなら小さい頃やっていました。

でも友達がすごく嫌そうな顔をするので、小4になる頃には辞めました。

だってなんの得にもならない、誰の得にもならないって10歳でも分かったからです。

ちなみにうちの母はいまだにそれが分かりません。

なんでお母さんは私が10歳で分かったことが分からないんだろう?とずっと悩んできました。

そして来る日もくる日も人間観察をして、医学や心理学を学び続けて約40年。

分かりました。

前も書きましたがもう一度書きます。

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セロトニン的世界観で生きられない人が、ドーパミンを絶え間なく補給するために「捕食」行為をする

自閉的な人は生まれつき精神が安定しづらい脳の構造になってしまっています。

また、自閉的遺伝要因を持っていない人であっても、自分に甘々に育てられてしまった人は人間らしい我慢が出来ず、

安きに流れて美味いものだけ大量に食べて腸内環境をわざわざ壊し、

仕事や遊びで夜更かししてセロトニン調節の出来ない体になっていることがあります。

(頑張りすぎて燃え尽きてセロトニン不足や鬱症状になるのとは別です)

それでもロカボ食にしたり、運動したり、腸活することで、心を安定させて「絶えず誰かにマウントを取らないと息ができない」ほどではなくなります。

が、そもそも感覚が異常なほど過敏だったり鈍感だったり凸凹が激しい自閉の人は

基本的にすごく偏食だし、生活リズムなどに強いこだわりがあるため、

結果的に「24時間ドーパミンを補給する楽な生活スタイルにこだわる」ということになりがちなんですよね。

小さい頃から自閉の療育をきちっとされた方なら、ご家族の頑張りで「なるべく体調よく暮らすルーティーン」が確立される可能性がありますが

もともと自閉があって育てにくく、親がテキトーに過保護にしていたような自己愛重ね着のアスぺさんになると、

もう手がつけられないほど「セロトニン的な生き方」が出来ないことがあるなあと周囲を見ていて感じます。

まず自己完結で生きているから他人の意見というものをそもそも聞くことが難しい。

美味しいものが好きだから身体に悪くても精神に悪くても止められない。

当然の結果としてアルコールやお菓子やタバコの禁断症状としてイライラするので、手軽にできる「disり」「マウンティング」「虐待」でドーパミンを補給する。

本人も禁断症状的にやっているのだけだし、悪意はないし、満たされれば落ち着くので罪悪感を持つことも難しい。

だいたいは「あの時はカッとなった」と言い訳するんですが、その「カッとなる」の頻度が高すぎることが問題なわけです。

ひょっとすると1日に10回とかカッとなって八つ当たりされるのですから。

彼らにはちゃんと体のSOSとしての理路整然(?)とした理由があるのだけど、

こっちからするとサンドバックにされてたまったもんじゃないというのが正直なところです。

まあ1日中悪口を言う定形発達さんもいますが、彼らは本気で嫌がったり抵抗したりすると「サンドバックがいなくなるのは困る」と辞めてくれる。

自閉的な人の怖さは、相手の表情や気持ちに共感しないため、どれほど土下座して懇願しても絶対に止めない、ということですね。

モラハラにも何種類もあって、定型に近い人がするモラハラは洗脳が目的っぽい雰囲気を出してきます。

思い通りに動いてくれる都合のいい奴隷が欲しいってオーラがあるので結構分かりやすいんです。

でも自閉がちょっと入っているかな?というアスぺさんの場合、キラキラしたピュアな瞳で、本泣きしながら全力でイジメてきます。

1000000%加害者なのに「私は本当に被害者なの」と美しい綺麗な涙を流します。

だから境界性パーソナリティ障害をはじめとする「アスぺ重ね着」は周りが非常に辛いんです。

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それでも、虐待の先に「なにかがある」なら耐えられるんだが・・・

境界性パーソナリティ障害の女性が結構モテるのは、「これだけ尽くしたら何かその先にある」と男性が思うからです。

実は、男女の関係であれば、この「希望が叶う」可能性はゼロではありません。

私自身もボーダーに片足を突っ込んだような人間で、夫の療育によって寛解しましたから、夫には本当に感謝して恩返ししたいと思っています。

もちろん治療に失敗して命を落としてしまうケースもありますし、治らなくて破談するケースもありますが、希望は十分あるんです。

しかーし!親子間では希望はほぼありません。それは上下関係だからです。

水平的な関係なら、認めてもらうために患者も努力します。

でも「お前は逃げないよな」という上下関係なら、血の滲む努力をして治療なんてしませんよ。

特にボーダー(または自己愛母)と娘の関係では、母親側に「治る」動機がありません。

だって娘が生まれた時から自分はパーソナリティ障害で、その自分がいないと娘は生きられない、生殺与奪の権利を自分が持っているのだから。

それで最初の話に戻るわけです。

モラハラというのは男女の関係では逃げられるが、親子の関係では逃げられないし治りもしない。

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【子供世代へのメッセージ】毒親を、子供は相手にしてはダメ!大人になった瞬間逃げて!

私は親からいろんな搾取を受けてきましたので、もう親子はこりごりです。

子供を授かる予定も、育てる予定もありません。お腹いっぱいなんです。

自分だって子供ができたらきっと、「無条件で私を愛せやゴルァ!」と言ってしまうに違いありません。

そうやって長い時間をかけて洗脳されてきたのだから・・・。

いま、もうすぐ40近くになる年代で、周囲は子育てに忙しいのを見ていると、

「私が母と父のモラハラや虐待を一生懸命一生懸命ひとりで受け止めてあげていたことは、自分の幸福を壊しただけで、なんにもならなかった」

と身に沁みて思います。

周りのアラフォーで子供を作らない友人の中には、やっぱり小さい時の毒親の暗い影がある人がちらほらいます。

でもそういう人は非常に少数派ですね。

圧倒的多数派は、「親にやられたことを当たり前のように子供にやり返している毒親」に成り下がっていますよ。

このブログをご覧になる方の中には子供世代の方もいらっしゃるでしょう。

いま、絶賛毒親対応中の子供世代の人にこれだけは言いたいんです。

私たち世代が虐待・毒親の連鎖を止められなくてごめんね。

日本の国力がどーのこーのなんてどうでも良いから、みんなで「産まない」ストライキして、不幸な子供を減らすべきだった。

本当にいい親になれると確定した人だけ親にするべきだったけど、子供っぽい人ほど早く・たくさん産んだのが私たち大人世代です。

もちろん、早く・たくさん産んだ人の中にも素晴らしい子育てをしている人がいるから、全員じゃないんだけど、

「自分が親にされてこれは嫌だった。だから絶対に子供にはしない!!!!!」

って強く強く決心ができる前に子供を産んじゃった人はたくさんいるってことです。

だから、今、毒親に苦しんでいるあなたは、親の機嫌を取るために自分を犠牲にすることだけはやめてください。

まして自分の性格を悪くしてしまったら、あなたの人生は台無しです。

親と同じようなクズ人間が寄ってきて、結局親と同じようなクズと結婚して、親と同じようなクズに子供をしてしまうことになります。

今すぐ親元を離れて施設で暮らす勇気がある人は、児童相談所に相談してください。

勇気がない人の方が多いですから、そういう方はなるべく親と関わる時間を言い訳を作って増やしましょう。

洗脳されちゃったらあなたが困るんです。親は困りません。

勉強でも、習い事でも、恋愛でも良いから、家族以外と関わる時間をリモートで構わないから増やしましょう。

ただし、自分のことがよく分かってくる前に子供を作ることだけはお勧めしません。

毒親育ちだという自覚がある人は、アイデンティティが希薄な人です。

そんな人が子供を作ると、ますます自分がなんなのか分からなくなってしまいます。

「ああ、私の才能やモテの限界が見えた!」

とふっと悟ったような気分になったら、子供の育て時かも知れません。

「私はまだまだモテたいし、自分の才能を限界まで試したい!」

という人は、絶対に子供がどこかで犠牲になるので、パートナーになる方が子育てに全振りできるかを確認しましょう。

とにかく、今あなたが親の機嫌を取るために日々やっていることは、あなたの将来にとってなんの役にも立ちません。

むしろそうやって洗脳されていくことで「運」に見放されていき、どんどん悪い人が近づいてきます。

毒親とは波風を立てない程度に距離を置き、なるべく自分だけの人間関係の幅を広げましょう。

この取り組みは早ければ早いほど良いんです。

「うちの親は毒親。でも育ててもらった恩もあるし、怖いし、なんだかんだ認めてもらいたいって思いがあるんです」

という声が聞こえてきそうですね。

もしあなたの親が本当の毒親なら、断言しましょう。

「あなたの親は、あなたが努力しようとしまいとあなたを愛することも認めることも未来永劫ありません。絶対に決してありません。万に一つもありません。それなら、自分を認めてくれる他人を10人作った方が良くないですか?」

「もしあなたの親が、あなたが就職するくらいのタイミングで改心してあなたを認めてくれたのなら、それはもともと毒親ではなかったのです。反抗期が見せた幻だったのです。そんな時は素直に、あの時は毒親なんて言ってごめんね。これからもよろしくね、と言ってください」

「あなたが経済的に自立してもなお、親と会話がまったく噛み合わない状態が続くのなら、もう潔く切りましょう。なぜかって?親というのは子供を立派な一人前に育てたいあまり、愛情が強すぎて毒になることもあるのです。でも、それはあなたが【自分で稼げない、守られるしかない子供】だったから。自分の力で生きている立派な大人に対しても支配服従させようとする親は、本物の毒親ですよ」

私は、自分が親のスネをかじっている限りは親に尽くそうと決めていました。

しかし味を占めた親がいつまでも私に頼りきりなのを見て絶望し、当時は存在しなかった言葉ですが「ああうちの親は毒親だった」と悟ったんです。

結果はどうあれ、親の機嫌を子供が取り続けるというのは異常事態です。

まじでなんの役にも立たないばかりか、悪い恋人を引き寄せるだけですから、絶対にやめましょう。

機嫌を取らず放置して、子供を責める親はもう見込みがありませんから、一刻も早く全寮制の学校に入るとか、上京するとか、

<物理的に遠くなる>

という最善の策を取ってくださいね。

この年齢になると、「ああいう同世代は毒親になりそう」と分かっていながら止められなかった自分たち世代の責任を感じます。

私よりずっと子供っぽい元彼さん夫婦は、今上のお子さんが中学生です。

彼はガールズバー通いで家に帰らず借金まみれで、妻の実家のじいじとばあばが子育てをしているんだそうです。

でも楽しいことが大好きな彼は、子供の受験やPTA活動には熱心というから呆れます。

彼から妊娠報告があった時、「君には父親は無理だ」とはっきり告げましたが、やはり無理でした。

そんな毒親世代の暴走を予期していながら止めることが出来なかったから、私はせめて毒親にだけはなりたくないと心に誓っています。

・子供が子供を産む、

・そして子供な<親>を社会が放置する、

・そして子供な<親>が子供を奴隷扱いして平然としている

・子供の<親>に障害があった場合はその度合いが激烈になり、生まれた子供は親によって精神障害者に作り替えられて不幸になる

という負のループを断ち切るためにここで細々と活動しています。

未熟な親をマジョリティーにしてはいけないのだけど・・・もうなってしまっているのが怖くてたまりません。

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